劇場公開日 2016年9月1日

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「これぞ壮絶な騙し合い。究極のトリックの果てに、最後に笑う者とは。」グランド・イリュージョン 見破られたトリック 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0これぞ壮絶な騙し合い。究極のトリックの果てに、最後に笑う者とは。

2016年9月2日
PCから投稿

興奮

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:最先端の科学を武器に襲いかかる最強の敵を相手に、華麗な技術と仕掛けで立ち向かうイリュージョニスト達の、一手先も読めない究極の騙し合いにハラハラさせられること必至。
否:トリックの全てが明かされる訳ではなく、催眠術も多用されるので、その辺りの好みは分かれそう。前作の知識も不可欠。

 ホースメンの華麗なトリックが通じない最強の敵を相手に、イリュージョニスト達が“目には目を”とばかりにトリックで戦いを挑む様子に、片時も目が離せません。果たして最後に笑うのは誰なのか、最高レベルでの騙し合いが繰り広げられます。
 イリュージョンもかなりスゴいですが、ただ如何せん全てのトリックが明かされる訳ではないので、人によっては消化不良が残るかも知れません(笑)。また、何でもかんでも催眠術で解決出来てしまうのも、やや腑に落ちないところでもありますね(笑)。
 前作の知識も必須です。是非復習していただいた後に、先の読めない最高のイリュージョンに酔いしれて下さいませ。

映画コーディネーター・門倉カド