シビル・ウォー キャプテン・アメリカのレビュー・感想・評価
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ウルトロンの正当なる続編
キャプテン・アメリカに焦点が当てられているような気は全然しない。ソーとハルク不在のアベンジャーズ。バトルシーンの興奮度はこれまでのMCU作品イチだった。ここまでしっかり見てくれて、ありがとうと制作陣からお礼を言われているような、ファン歓喜の作品でした。
前半はなぁ、なんか面白くない。
原因はシンプルに、キャプテン・アメリカというキャラクターにあると思う。シリーズ1作品目はヒーローを志す青年、シリーズ2作品目は平和のため、仲間のために自身の身体を投げ出すヒーローと、すごく熱い男として活躍していたのだけど、今回はなんか違う。すっごい嫌なキャラになってしまった。正直に言うと、ダサい。カッコイイ!愛らしい!と思える要素が減ってしまったのが、残念でなりません。同じ理由でアイアンマンもそう。単独作品では凄くかっこいいのに、アベンジャーズと絡むとどうも安っぽく見えてしまうトニー。今回はより際立っていた。
だけど、それ以外のキャラクターが過去作一盛り上がりを見せています。キャプテン・アメリカvsアイアンマンというよりも、キャプテン側のアベンジャーズvsアイアンマン側のアベンジャーズって感じで、2人よりも他のキャラクターが最高にカッコイイ。ブラックパンサー、スパイダーマンの登場シーンは激アツだったし、アントマンの活躍も思った以上で、一気に好きになった。ワンダ&ヴィジョンもウルトロンから更に磨きがかかっていたし、何よりウィンターソルジャーことバッキーがめちゃくちゃ良かった。
後半の面白さは異常で、興奮しっぱなし。
ウルトロンもそうだったが、もうただのヒーロー映画ではないんだぞ!としっかり観客に訴えかける作品だったと思う。シリアスでドラマチック。悪い奴がいる!倒す!みたいなシンプルな作りではなく、ヒーローだって人間だものというある意味シンプルだけど、奥深いテーマでグッとくるものがありました。今後の展開に、更に更に期待が高まります。
シビルウォーがMARVEL映画でトップクラス!という話を聞いていたがために、ちょっとばかり期待はずれなところはあったけど、満足度はかなり高かった。アクションのハチャメチャ感がたまらなく楽しかったし、アントマン、スパイダーマンへの愛は相当深まった。やっぱり、真面目ちゃんよりユーモアのあるキャラの方が面白い!
勧善懲悪を期待してはいけない
本作は、迫力ある質の高いアクションシーン満載であるが、それだけが売りではない。従来の勧善懲悪型の痛快なヒーロー・アクション映画とは一線を画す意欲作である。
世界の悪に立ち向かうために、アベンジャーズとして団結した正義の味方達だったが、悪との戦いは熾烈を極め、勝利はするものの、犠牲を伴うため、世界中から批判に晒されることになる。結果として、アベンジャーズの自由意志での縦横無尽な戦いを抑制するために、国連の管理下に置くという処置に、彼らの意見は分かれ分裂の危機が訪れる。
今まで、正義の味方は、限りなく強く完全無欠であり、地球の平和を守るため、寸暇を惜しまず、悪と戦って倒してきた。その人間性を描くことはタブー視されてきた。しかし、スパイダーマン・第1シリーズあたりから、その深層心理をしっかり描いた、葛藤し苦悩する人間臭い正義の味方が登場するようになってきた。
本作は、更に踏み込んで、正義を貫くという志は同じ者たちの、本音の激論、そして内紛まで描いてしまう。まさに彼らの人間としての本性を剥き出しにさせてくれる。それが良い。奏功している。正義の味方を神聖化/特別視せず人間臭く描くことで、彼らの存在が凄く身近に感じられる。
最後に、彼らは、内紛の危機を脱して再び強い絆で結ばれ悪を倒す。血の通った、生身の、悩み多き、彼らの次なる活躍に期待したい。
ほぼアベンジャーズ
高低差
どちらが正しいのか⁉︎
アベンジャーズ未見の人は無理かも
初日のレイトショー。IMAX3Dで鑑賞。
初日ということもあってか、劇場は超満員で、隣の人の飲食の音が気になったりもした。そのくらい賑わっていました。
やはり、3Dは、瞬速の格闘シーンなどに限界があり、もう一度、自宅でゆったりとして見てみたいと思った。
ストーリーの大きな軸が、キャプテン対アイアンマン(トニー・スターク)ということで、むしろ「アベンジャーズ」の完結編的な意味合いが強い作品だった。見たことのない人が、いきなりこの映画から入るのはちょっと難しいと思う。
ただし、ソー。ハルク。ニック・フューリーなどが所在不明ということらしく、メンバーが揃わない以上、アベンジャーズの看板は掲げられないということなのだろうか。(劇中では美人秘書のペッパー・ポッツとも距離を置いていると語られている。彼女がどうなったのか非常に気になるところではある。)あくまでも、今回キャプテン・アメリカの作品内に、超豪華マーベル超人たちが集結という図式になった。
公開の時期的にも重なり、どうしても「バットマンVSスーパーマン」と言うよりは、ジャスティス・リーグと比較してしまうが、圧倒的にマーベル・シネマティック・ユニバースに軍配が上がるだろう。
単純に映画の内容だけで見ても、ストーリーの良さ、キャラクターの魅力、アクションの迫力、どれをとってもマーベルの勝ちだと私的には思う。何よりも、積み重ねてきた歴代のマーベル作品のそれぞれの成功が大きいのだ。それを対決させるのだから、絶対的ファン数も最大に膨れ上がるだろう。
かたや、バットマンは「ダークナイト」で語られてきたブルース・ウェインの葛藤など、優れた作品を持ちながら、そのキャラクターをチャラにせざるを得なかったという、お粗末さ。
もしも、スーパーマンの前作「マン・オブ・スティール」の世界にバットマンがいたら…という切り口でしか語られないために、ファンの絶対数に限りがあるうえに、無理やりにワンダーウーマンなんかを登場させたものだから、親和性が破綻していた。
今作に話を戻すと、各キャラクターが本当に生き生きと活躍していたと思う。個人的には、ジャイアントマンをやってしまったので、もう「アントマン」続編は無さそうだったり、どうも、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」もこれで打ち止めのような気がしたことがちょっと残念。
それよりもスパイダーマンが意外に魅力的だったのが拾いもので、ピーター少年のトム・ホランドがどことなく「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J.フォックスを彷彿とする雰囲気を醸し出していて、それが実にいい味を出している。やっぱり、スパイダーマンは苦悩する少年のキャラクターが似合う。彼は今回大活躍する。3度目のリブートが楽しみである。
今後も、「デッドプール」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー続編」「X-MENアポカリプス」など、期待できる新作が控えているマーベル作品群から目が離せない。
2016.5.3
スパイダーマン&ブラックパンサー、初登場!
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観てから、スパイダーマンやマーベルの事ばかり考えていて、
スパイダーマン初登場を観たくなり再観賞。
スパイダーマンは少ししか出てないですけどね(笑)
ブラックパンサーも今作が初登場です。
初めて観た時より、キャラそれぞれのバックボーンに詳しくなり、キャラそれぞれに愛着が増えたからか、前より面白かった。
マーベルを観ない方で、
今から後追いで追いかけるのが大変だから…
と言われる方が、いらっしゃいますが、
僕も後追いで追いかけ、今はリアルタイムで映画館へ足を運ぶようになりました。
これからも、このシリーズは続くと思うので今からでも追いかけては、どうでしょう。
ひとまず、アベンジャーズに繋がる『アイアンマン』からのMCUシリーズだけでも。
マーベルは面白いです。
この作品も、よく出来てます。
キャプテン・アメリカとアイアンマンが考えの違いからチームを二分し激突します。
リベンジャーズ
洗脳の恐怖
アベンジャーズの仲間割れ!一番の見どころがその仲間割れの戦いぶり。新人アントマン初参戦、スパイダーマンも研修旅行として参加させられる。さらに犠牲となったワカンダ国王の王子ティ・チャラがブラックパンサーとして初お目見え。その対立の原因となるソコヴィア協定にサインするかどうかというもの。各地でアベンジャーズの戦いによって大勢の市民が犠牲者となったことを受け、SHIELDが崩壊した今、国連が彼らを傘下に置くというもの。従って、ヒーローたちの勝手な行動が制限されることになるのだ。
またウィンターソルジャー=バッキー・バーンズがキャプテンの親友だったことで、ウィーンでのテロリストとされていたのも実はソコヴィアの軍人(ダニエル・ブリュール)のアベンジャーズを内部分裂させるという策略だったことがわかる。
ちなみに分断されたメンバー構成は協定署名派(バッキー討伐)・・・アイアンマン、ブラックウィドウ、ウォーマシン、ブラックパンサー、ビジョン、スパイダーマン。
協定反対派(バッキー擁護)・・・キャプテンアメリカ、ファルコン、アントマン、ホークアイ、ワンダ、そしてウィンターソルジャー当人。
トニーとキャプテンは元々仲が悪いけど、ナターシャとクリントが別々となったり、ワンダとビジョンも対立するところが面白い。ハルクもソーもいなかったところが破滅的な戦いにならず、単なるアベンジャーズの訓練だと思えばそんなものだったか・・・ただし、ローディは重傷。
ヒドラの洗脳によりバッキーはスタークの両親を殺したという過去が明らかになり、彼らの対立はますます深まる。ラストのアイアンマンとキャプテンの壮絶な戦いは重苦しさで耐えられないくらいだった。父の作った盾を置いてけと言われて、素直に置いていったキャプテン・アメリカ・・・これからどうやって戦うんだろう。そしてバッキーは洗脳の恐怖に耐えられずに冬眠。バラバラになった彼らはどうなるのだろう?
戦いによる一般人の犠牲者。復讐の連鎖。重くのしかかる内容だったけど、アントマンやスパイダーマンが和ませてくれた。
100点
映画評価:100点
ストーリー、感動、アクション、キャラクター
どれを切り抜いても最高峰!
見終わった後が一番盛り上がりました。
この作品の悪い所はタイトルくらいです
キャプテンアメリカって付けない方が絶対良い
前作も
え、キャプテンアメリカ…?
主人公がキャプテンアメリカだから、、、かな?
まぁ、仕方ないか。って感じでしたけど。
今作は
ん、キャプテンアメリカ……?
これも前みたいにキャプテンアメリカ目線なのかな~、あれ?ん?おや、、?
主人公がキャプテンアメリカって訳でもなーい!!
なんならアベンジャーズって付けろ!ってくらいに、アベンジャーズ目線であり、これを観ないと今後のアベンジャーズシリーズに支障が出るくらいの物語だと思う。
つまり何が言いたいかと言うと
これはマーベル作品で最重要な作品だということ。
気を取り直して感想を書きますが、
ここからは少しネタバレも入りますので
読む方はご注意ください。
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考えさせられます。
通常と緊急の違いってやつを。
仲間のため、民衆のためと
生真面目だけが取り柄として戦ってきたキャプテンアメリカ。
そんな彼が国に歯向かい、1個人のために他の仲間全てを犠牲にしてまで邁進する。
その行動は意外性に感じるかもしれないが、
実の所違う。元々の彼は自分勝手で超の付くタイプのエゴイストなのだ。
そんな彼は自分の判断が一番正しいと考え、
絶対に曲がらない、そういう信念の堅さがウリのキャラクターだったのだ。
それでも様々な苦難に真っ向から
正々堂々と立ち向かう彼は正に真の勇者と呼べるのではないだろうか。
希望に向かい全力で立ち向かう姿は圧巻だろう。
でもその姿は、私個人としては一切刺さりません。
だから感動もしません。
勿論共感だって出来ないし、腹すら立つ。
あげく《協調》を目指してきたスタークが、
さも悪者かの様に描写されている。
本当に腹が立つ。
キャプテンアメリカという冠が付いている以上、それに対抗する国やスタークが悪く描かれるのは仕方がない事だと納得はしています。
でも極論言ってしまえば、
ヒーローと敵の違いなんて、
その信念が民衆のためか、己のためかの違いでしかなく、正義なんて勝った方が主張出来るだけの飾りでしかない。
つまり今回はキャプテンアメリカのワガママが通ったに過ぎないというだけ。
戦いの犠牲になった被害者や国、
仲間(協力者)の社会性と環境を守ろうと
出来る限り円滑に運ぼうとしたスタークやヴィジョンがあんまりで。
正直、どちら側も正しいとは思うので、
ストーリーは完璧だし、素晴らしい。
制御や統制が取れません!なぜなら私たちヒーローはキャプテンを中心としたエゴイスト集団であり、力をもて余しているので周りを守る事と引き換えに傷つけもします!病気に対しての放射線治療みたいなものです!そして国のペットにもなりたくありません。でも病気は見過ごせないのです!
だいたいのヒーローなんてそんなもの。
それがよく描かれている。
ヒーロー同士の戦いなんてワクワクが止まらないくらい興奮もしたし、今回の悪役も背景があり私的に最高にお気に入り。
こんな最高の映画は中々ない。
サブタイトルから考えるに
民間人でもヒーローを潰せるみたいなニュアンスがあったんだろうけど。
そこも最高だった。
マーベルシリーズで唯一と言える個別シナリオがなくても認知されているヒーローである、
スパイダーマンを参戦させるタイミングも最高だったし、キャラも良いし!
何、この作品。
【2021.5.13鑑賞】
もうやめて!二人とも!
元カレと今カレによる修羅場は、ついに危険な領域へと突入する…。
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第13作にして、超人兵士スティーブ・ロジャースの活躍が描かれる『キャプテン・アメリカ』シリーズの第3作。
ソコヴィアやラゴスでの戦いにより民間人の犠牲者を出してしまったアベンジャーズに対し、彼らを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」が提案されるが、その調印をめぐりスティーブとトニーは真っ向から対立。それはやがてアベンジャーズが真っ二つに分断されるという事態へと繋がってゆく…。
監督は前作『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(2014)から引き続きアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が務める。
○キャスト
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ…クリス・エヴァンス。
トニー・スターク/アイアンマン…ロバート・ダウニー・Jr。
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ…スカーレット・ヨハンソン。
バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー…セバスチャン・スタン。
サム・ウィルソン/ファルコン…アンソニー・マッキー。
クリント・バートン/ホークアイ…ジェレミー・レナー。
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ…エリザベス・オルセン。
スコット・ラング/アントマン…ポール・ラッド。
ローディ・ローズ/ウォーマシン…ドン・チードル。
ヴィジョン…ポール・ベタニー。
新たなキャストとして、アベンジャーズの崩壊を目論むテロリスト、ヘルムート・ジモを演じるのは『ボーン・アルティメイタム』『イングロリアス・バスターズ』のダニエル・ブリュール。
ワカンダ王国の王子ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるのは『42〜世界を変えた男〜』『キング・オブ・エジプト』のチャドウィック・ボーズマン。
対テロ共同対策本部の副司令官エヴェレット・ロスを演じるのは『ラブ・アクチュアリー』『ホビット』シリーズの、名優マーティン・フリーマン。
”親愛なる隣人”ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じるのは『インポッシブル』『白鯨との戦い』のトム・ホランド。
製作はケヴィン・ファイギ。
製作総指揮はスタン・リー。
どんだけ仲悪いんだこいつら…😣💦
と思わざるを得ない今作。各自のキャラの濃さから、これまでも度々衝突してきたアベンジャーズですが、本作では遂に全面戦争に突入。シビルウォー(南北戦争)が勃発します。
こういった〇〇vs〇〇ものは、大体第三者の悪の組織が台頭してきて、対立していた2つの勢力が仲直りしてその悪の組織に立ち向かう!というのがセオリー。大体戦いの行方はうやむやになり、最後は
「お前やるな!」「お前もなっ!」🤝❤️
的な感じになるものですが、本作はそんな定石を無視し、2つの勢力の戦いを決着まできっちりと描いています。
冷静に考えると、お前ら馬鹿なのか!?とツッコミたくなるが、やはり新旧のヒーロー入り交じっての大乱闘はアガるわ〜🎶
今作は一応『キャプテン・アメリカ』シリーズになってはいるが、実質『アベンジャーズ』シリーズの第3作といって良い。オールスター感ではむしろ『エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)以上だと思う。
やはり親愛なる隣人スパイダーマンの登場には胸が熱くなります。トム・ホランドのナード感がピーター・パーカーにぴったりー♪
物語に大きく関わる新キャラクターのブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン…😢)もこれまでのキャラクターに負けず劣らずのキャラ立ちっぷりで、今後が楽しみ!
まぁなんといっても本作の白眉はウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズでしょう!
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』ではタイトル名になっていながらもなんだか存在感が薄かったバッキーですが、本作ではその魅力を存分に発揮しています!
はっきりいって本作はスティーブ×バッキーのブロマンス映画👨❤️💋👨
元カレであるバッキーの登場に心が動くスティーブ。今カレのトニーはそれに嫉妬し、バッキーと激しくぶつかり合うが、最終的にスティーブはバッキーの下へと去っていく…。
政治的な対立のように見えて、実はただの三角関係のもつれが戦争の原因ですよねコレ…。この関係性はお姉サマ方には堪らないでしょうねぇ…。
『ウィンター・ソルジャー』で描かれていたのは「冬の兵士」と「監視社会」。今作では「コラテラル・ダメージ」と「PTSD」が描かれています。『キャプテン・アメリカ』シリーズは政治的な物語が背後に隠れており、コレが他のMCUシリーズとは一線を画した魅力になっていると思います。
基本的には娯楽的なヒーロー映画ですが、報復によるテロ、そしてそれを契機に起こる戦争、国連の政治的介入など、湾岸戦争やイラク戦争を暗示しているような物語であり、正義とは何かということを考えさせてくれる重い物語でもあります。
本作のようなビッグバジェット映画に政治的なテーマを組み込むあたり、流石ハリウッドだと感じます。日本も見習わないと!
本作のヴィランであるジモ大佐は正直薄味。しかし、武力ではなくその狡猾さでアベンジャーズを陥れるというスタンスは中々魅力的。
しかし、最後アイアンマンが1人で来てくれたから良かったものの、もし彼が来なかったり仲間を引き連れて来ていたらどうするつもりだったんだろう…?🤔
シリアスなトーンの映画だが、楽しいギャグシーンも多い。特にアントマンが良い味を出している。
そういえば今回はホークアイがかなりコメディ寄りのキャラに変化している感じがしたなー。あの人もっとシリアスじゃなかった?まぁ新たな一面を見れた感じがしてよかったけどね。
ただ、結構コメディチックな成分が多めだったせいで、空港での乱闘シーンに緊張感が欠けていたのも確か。
ローズが打ち落とされて落下!アイアンマンとファルコンが助けに向かうがローズ普通に落ちる!
ここ初め見た時はギャグシーンかと思って普通に笑っちゃった。間に合わないんかーい!🤣みたいな感じで。
どうせスーツ着てるから無傷でしょ、と思ったら後遺症が残るほどのダメージで、なんか申し訳なくなった…。
シリアスならシリアス、コメディならコメディでどっちかに振り切った方が良かったかも。まぁ、この空港シーン最高にスリリングなんだけどね。
あと気になったのは問題の出発点と到着点がズレていたこと。
「大いなる力による自警活動は一般人にとっては恐怖の対象である」という観点から組織に属するべきという意見と、「組織に属すると自由な活動が出来ないし、その組織が暴走したときに政治の駒として使われる」という観点から自分達の行動は自分達で責任を持って行うべきという意見の対立が物語の出発点だったのに、最終的にウィンター・ソルジャーをどう扱うかという、安易な問題にすり替えられてしまった。
そのため、それぞれの正義のぶつかり合いという面白さが削がれ、ただの痴話喧嘩に落ち着いてしまった点は少々残念だった。
何はともあれ、MCU シリーズの大きな転換点となる作品であり、こシリーズを見続けてきたものとしてはとても満足!
ペギー・カーターを送るスティーブの姿にはついつい涙が…😢
シリーズ13作目にしてますます加速するMCU !今後一体どうなるのっ!?
初マーベル
とてもわかりやすく、すっきりしていて人に勧めやすいです!
有名なキャラクターがたくさん出ていて豪華でした。ハロウィンみたいだなーって思いました。
それぞれのキャラクターにサイドストーリーがあることや、他の作品とのつながりを出しているところなどファンは嬉しいんだろうなあと思いました。
しっかりと伏線をしき、しっかりと回収する。とてもいいと思いました。
マーベルもアクション映画も初めての鑑賞でした。(コナンはアクション映画か?)
これは死なないの?!とか、ここはダメージ受けるのか!とかそんなことを考えながら観てしまったので、ちょっと疲れました。多分アクション映画は何も考えず、おーいけー!やったー!みたいに観るのがたしなみでしょう。
あとバタバタ人が殺される(しっかり死んだ描写はないですが。)のが、慣れません。私の考えすぎなのはわかっていますが。
内容にほとんど触れないレビューですが、観ればわかるし、解釈も難しくないので、
観てください!
楽しかったです!
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