劇場公開日 2016年11月12日

「現実だったんですもんね」この世界の片隅に Reさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現実だったんですもんね

2017年10月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

友人に勧められ、鑑賞しました。

広島の原爆メインというよりは、戦争メインのお話でした。
あの時こうしていれば、もっとこうだったら、
終わった事を悔やんで後悔して。

亡くなった右手への想いや、
皆が言う良かった。に納得がいかないすず。

純粋で真面目なすずちゃんの貰い手が、
人さらいとの体験の時に出会ったしゅうさくさんで良かった。

戦争が終わり、日本は負け、
悔しかっただろうと思います。
うちの、亡くなったひぃばあちゃんも、
戦争の話をしてくれましたが、旦那さんを亡くしていて、日本が負けたって聞いた時は、
悔しかったんや。って言っていたのを思い出しました。考えると心がとても痛いです。

しかし、戦争映画にしては、まだハッピーエンドのように終わった珍しい作品ではないでしょうか。

戦死してしまった子達の分も強く、そして幸せに長く生きてほしい。
そう強く思いました。

現実に起こった出来事、信じ難いですが、こういった作品はどんどん後世に残していくべきだと思います。

Re