劇場公開日 2016年4月23日

「よきにはからえ…」山河ノスタルジア 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5よきにはからえ…

2016年8月12日
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鑑賞方法:映画館

単純

まさに観客に向かって、監督からの「よきにはからえ~」が投げつけられる1本。

叙情的な映像、男女・親子等の不変の人間的な愛憎、やりたいことは分るし、酷い出来というわけでも無いのだが。

演出にせよ解釈にせよ「全てを観客の判断に丸投げ」するスタイルは果たして如何なものだろうかな、と思った。
「え!?今なんで飛行機が落ちてきたの?しかも主人公スルー!?」
なぜか途中で別の映画が始まるような演出の3部構成も。
全てが投げっぱなしで機能しておらず。
「観て勝手に考えてくださって結構」と監督がケツをまくって逃げ出した後のもぬけの殻を観ているように感じた。

観て、その人がどう感じたかが全ての作品。
自分は珍妙なダンスがやたらフィーチャーされてたのはこういうオチか、と思ったくらいだったが…

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ