劇場公開日 2016年5月28日

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「胸が苦しくなりました。」ヒメアノ~ル 霧羽さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0胸が苦しくなりました。

2019年12月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

森田剛さん目当ての原作未読で観ました。

映画が始まり、前半のどこにでもありそうな安藤と岡田のやりとり。あの子が可愛いとか好きとか。先輩よりあなたが好きとか。

そこからの後半への切り替え。森田の日常。これが日常?というくらい近くにいたら怖い日常。あぁ悲しい。

そして、ありふれた岡田の日常と恐ろしい森田の日常がシンクロする。始めシンクロ部分が欲望というものでくくってみてたのだが、そうではなさそうだ。欲ではなく性(さが)。

初めからそんな人間いない。成長の過程が性を造り上げていく。答えのでない苦しい映画でした。

髭のない森田剛さん。高校生役から頑張りましたね。お疲れ様と言いたい。

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霧羽