ホーム・アローン4

解説

大ヒットコメディ「ホーム・アローン」のシリーズ第4作として製作されたテレビムービー。クリスマス前のある日、ケビンのパパが恋人をつくって家を出て行ってしまう。パパの恋人ナタリーは大資産家で、ケビンはハイテク設備が整う彼女の豪邸でクリスマスを過ごすことに。しかも、クリスマスにはロイヤルファミリーの王子も来るのだという。ところが、ケビンの宿敵である悪党マーブたちが、王子の誘拐を企んで豪邸に忍び込んでくる。シリーズ第1作と第2作で主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキンに代わり、「夏休みのレモネード」のマイク・ワインバーグが主演。監督は「ベートーベン2」のロッド・ダニエル。

2002年製作/84分/アメリカ
原題:Home Alone 4

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映画レビュー

0.5ナンバリングしないでほしい

2024年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

1、2のケビン・マカリスターの10年後を描いたお話。
ハリーはいないものの、マーヴが新しく奥さんを相棒に再び因縁の対決が始まる…という内容。
ホーム・アローンファンならこの設定を聞いただけでも胸が高鳴るだろうが、実際は人気映画の評判にあやかろうとしただけの三流ドラマとなってしまった。

例えば3のように前作までとは関係がないけど話のパターンは同じというのであればたとえ今作の出来が悪くてもダメだったねで済む話なのだが、評判の良い2作と話を直接繋げてしまったので名作の思い出ぶち壊し。非難の声が噴出するのも当然の話だ。

ホーム・アローンのお約束としては家に罠を仕掛けて凶悪犯を相手にたった一人で立ち向かうものだが、今作では罠は大して無くその場その場をしのいでいくスタイルになってしまっている。アクション映画等ではお馴染みだがホーム・アローンでやるべき表現ではないと思う。

犯人のマーヴは本来、凶悪なものの頭が抜けていてどこか憎めないキャラクターだったのに対し、今作ではその愛すべき性格がなくなってしまっていてただのドジな誘拐犯になっている。まだ奥さんのほうがキャラが立ってるレベルで改悪に他ならない。

そして恐らく1、2を見て家族愛をテーマにしようと思ったのだろう。それを引き立たせるために両親を離婚寸前の状態にして父親には既に次の結婚相手がいるという絶望の状態からハッピーエンドに持ってけばより絆が強く見えるよね程度に考えたのかもしれない。ただ実際は家族を捨てたくせに新しい恋人とウマが合わないからやっぱり奥さんの元に帰るわ、と都合のいいこと言ってるだけのクズにしか描けていない。そして犯人でもなんでもない新しい恋人が不幸になったところでハッピーエンドという訳のわからない終わり方になっている。

ホーム・アローンの人気を自分の手柄にしようとした悪質な作品としか思えない。

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Spi

3.0違った方向に・・・

2018年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 もうネタが尽きたのか、夫婦が離婚して父が新しい彼女を作って・・・と、安易な展開だった。父親や新しい彼女にも魅力はなかったけど、豪邸に働く執事プレスコット(エリック・アヴァリ)が良かった。彼の存在無しだと全くつまらないモノになったんだろうなぁ。失業問題や不況社会の風刺が感じられたので、イタズラアクションが物足りなくてもOKです。

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kossy
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