劇場公開日 2015年5月23日

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「倫理観と危機管理。」チャッピー ななまがりさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0倫理観と危機管理。

2015年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

単純

チャッピーやギャングのことは、他のレビューに出ているので、省略するが、

倫理観については、二人の研究者。
危機管理は、ここのロボット会社。

チャッピーの生みの親のディオン。
AIは、会社からNOと言われているのに、密かに開発してしまう、
スクラップになったロボットをコソ泥のように持ち出す、
スクラップとはいえ、会社にとって、最大の企業秘密だと思うのだが、チップのような機密部品まで、なんであんなに簡単に持ち出しできるのか、不思議である。

チャッピー誕生が、あまりにも安易すぎた。

この程度の暴走ぶりは、まだ許せるのだが、

ヒュー・ジャックマンが演じるビィンセント、こいつは、全くの論外!研究者失格だろう。自分の研究が採用されない妬みから、社会を混乱させる張本人。

こういう悪用する奴がいるかもしれないし、他の要因でもそうなる可能性はないとはいえない。
なので、会社としての危機管理が、重要になるのだか、
シガニー・ウィバーが演じるCEO、あの混乱中、逃げているだけであまりにも無策ぶり、何しに存在しているのだろうか。
ビィンセントが開発した不採用ロボットを出動させるしか策がないのであれば、完全にCEO失格だし、ロボット会社としても失格だろう。

そもそも、とてもロボットを開発している会社に見えなかった。
なんか違和感を感じてしまった。

ななまがり