劇場公開日 2017年2月3日

虐殺器官のレビュー・感想・評価

全105件中、21~40件目を表示

3.0虐殺に必要なものは…

2018年3月1日
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鑑賞方法:DVD/BD
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waisigh

3.5メッセージ+攻殻機動隊

2018年1月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

原作は未読。
「言語」を主題にした作品という意味では、「メッセージ」に近い感じがしたかな。
光学迷彩とかキャラ設定、知的な悪役なんかは「攻殻機動隊」っぽい雰囲気だなーと思った。

基本セリフ劇で、字面を読めば一発で理解できる説明も、音で聴くと(観ている間は分かったような気になるけど)観終わってみると「あれ? 結局どういうこと?」ってちょっと混乱する。

好みはかなり分かれそうだけど、個人的には嫌いじゃない。

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青空ぷらす

2.5説教調

2018年1月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

人類は何故虐殺を続けるのか、この重いテーマに挑戦したアニメだが、肝心なところはすべてセリフで説明するのが物足りない。
虐殺器官を呼び起こし、訪れた国々で虐殺事件を引き起こす男を抹殺するため、アメリカの秘密組織が追いかける。

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いやよセブン

3.5ビジュアルを楽しむべき

2018年1月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

原作で描かれていた超高度に発達した情報化社会を可視化した点にこのアニメの意義があると思う。残念ながら「虐殺の文法」云々という原作の主題をアニメで表現することには限界がある。その内容があまりに観念的だからだ。登場人物のセリフが説明的になってしまう原因はそこにある。CGを巧みに取り入れた戦闘シーンのカッコよさや、ほとんどFPSと言っていい銃撃シーンの臨場感を楽しむべきだろう。

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たろ☆

4.5殺し憎み合う世界と平和な世界は言語で分け能う

2017年12月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

タイトル通り人間にはモジュールとして虐殺器官が備わっている、説得力のある虐殺文法という考え方。
恐ろしくなるくらい現実的なSF
テロの恐怖から開放されるために構築された認証世界
サピア=ウォーフの仮説、カフカなど難しい話も。
ノイジーなエンディングがカッコイイ(EGOISTリローデッド)
少年兵が死に人体破壊描写があるのでR指定

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消されるので公開しない

1.0説明台詞ばかりで苦行!!

2017年12月16日
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鑑賞方法:VOD

難しい

寝られる

原作者が亡くなっているので仕方ないですが、2017年にもなると偽旗テロやクライシス・アクター等の概念が一般的になり、ISISはアメリカ政府とイスラエル政府で育てたように、テロは政府や国際金融資本の自作自演だと明らかになっているので、ジョン・ポール一個人が行っているというお話はしっくり来ませんでした。虐殺「器官」というアイデア自体は面白いと思いましたが、劇中では「文法」とも言っているので暗示のようなものでしょうか。震災を経たのに自分さえ良ければ良い、今だけ儲かれば良いという世の中になり、増税連発、タックスヘイブン、内部留保、技能実習生、氷河期棄民等数々の問題が毎日尽きませんが、人間には人間を平気で食らう「器官」が元々備わっているのかも知れません。映画自体は説明台詞ばかりできつかったです。

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*.꒰ঌ𝔸𝕟𝕘𝕖𝕝𝕠໒꒱.*

3.0人類皆幸せは難しい

2017年11月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

原作未読で拝見。
世界で内紛、虐殺が続く発展途上国にはある人物が関わっているのだが、その人物を確保する為に奔走する大尉の物語。
何故ある人物を確保しなければならないのか?から始まる。

シュールで少し内容が難しいアニメのイメージだが、内容は現実的でいつの時代にも問題視されるテーマであり、軸はしっかりしていて分かりやすい内容だった。
アニメでも再現出来る未来兵器も出てきましたし、見る価値はあります。

面白かったですが、シェパードとポールの間にあった言葉で人を操れるな的「文法」を最後の裁判で有効活用されるのかと思いきや、何も無かったのが残念なので減点。
ただのスパイスだったのかと。。(最初に死んだ同僚が報われん。)

あと、ルツィア(女性)の出番の少なさかな、、、。

生きやすい世の中だからこそ観て考える事が出来る良作アニメでした。

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巫女雷男

2.5言葉とは何なのか?問題作。

2017年10月18日
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鑑賞方法:映画館

言霊に挑んだ作家。
そういう作家は日本にはそうは居ない。
伊藤計劃の事を俺は忘れない。
2.5評価を贈る。

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余 疏涅

3.5面白かった

2017年5月29日
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食わず嫌いも多いと思うが、なかなか面白いので見て欲しい。

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SUZUKI TOMONORI

3.0そんなに難しい事を言っているわけではなかったと思うのですが、文字と...

2017年5月5日
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鑑賞方法:映画館

そんなに難しい事を言っているわけではなかったと思うのですが、文字として見るのと、喋っているのとでは理解度が変わってくるのかなと思いました。小説は読んでいないので、詳しくは分かりませんが。
言っている事はなんとな~く、くみ取れた気がするのですが…。
声優さんの声の変化が素晴らしく、入場者特典の小説朗読はずっと聞いていたいと思わせるほどでした。圧巻です。

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清孝

4.0凡庸な悪

2017年3月24日
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結果として「こんなことはもうたくさんだ」としてそのために憎しみや貧困に覆われた世界を切り離す作業、ある点ではナチス・ドイツ級の括弧付きのモラーリッシュな使命として'虐殺'の文法を埋め込むジョンはハラペーニョピザを注文し、自分の妻や子どもたちに世界の現実など知らなくてもいいとする立場と共犯関係にある。しかし、彼らの生活はその憎しみや貧困の上に成り立っているのであり、おそらくこの世界は不調和に覆われるだろうが解体することはない。
彼は認知する世界のために、多数の世界を犠牲にするのである。
その上でこの映画のラストは原作と映画が逆転しているーと感じた。映画は世界的な希望を残した。シェパードは告発することを選んだのである。ハラペーニョピザを注文しあらゆる搾取のもとに成り立つ世界に「これはぼくの物語だ」と宣戦布告した。その上で原作はもっと個人的な希望であったと感じる。でも前作映画「ハーモニー」と、これでは接続しないのでは?

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パッチワークす

4.0繊細な眼球の表情

2017年3月21日
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ナンド

4.5視聴後、面白くて小説を買った

2017年3月15日
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楽しい

興奮

知的

友人に連れられて行ってきました。
最初あまり興味が湧かなかったものの、見てみたらとても良かった。そしてハマった。初めて伊藤計劃と言う存在を知って小説も買ってみた。然し小説を読んで確かに原作からのファンは納得がいかない部分があるのかなあと思った。だから☆4.5に。けれどあの長さから映画の短さに収められるのは凄いなあと感心した。
個人的に言語学、哲学、それにクラヴィスの人間性と言うか其れがとても好きになった。遠出をした甲斐があったと思う。もし叶うのであれば又見に行きたい作品である。

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尾崎

4.0そんなに精神にはこなかった

2017年3月13日
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虐殺器官やハーモニーは抉られる感じがあったが、今作は現実に迫っている問題として見れたからか、そこまで抉られなかった。だが、「仕事だからという言葉が人を残酷にさせる」というくだりは非常に感心したし、風刺が効いていて、社会人になった今見ることができて良かったという感想に尽きる。これは原作も読んで初めて「作品を鑑賞した」と言える作品ではないだろうか。

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桜井杏奈

5.0殺戮の意味を問う

2017年3月9日
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「殺戮」は「平和」への必須事項なのだろうか。

9.11以降、自国のセキュリティを強化するために、自由を無くしたアメリカ。

平和を手に入れるために、確立した世界ははたして正しいと言えるのか…。

アメリカの平和が保たれる中、後進諸国での戦争が激化していく世界。

戦争を裏で操っている黒幕ジョンポールは、「虐殺文法」を使って、人々の言語から殺戮の力を見出そうとしていた。

全てはアメリカを守るため。

後進国で「虐殺文法」を活用して内戦を引き起こせば、アメリカに憎悪が向かないだろうと考えていたジョンポール。

しかし、犠牲者を出すことでしか平和を作り出せない世の中は、正しいと言えるのか…!

先進国は全てをうやむやにし、今ある安定の生活を維持しようとしているだけだと悟ったジョンポールは、降伏し「虐殺文法」の危険を訴えようとする…。

ハリボテの「平和」。

そのに存在するのは、身勝手な大人達が作り出した偽物の世界のみが広がっている。

自国が幸せであれば、他国どんなに犠牲となっても許されてしまうのか。

虐殺を繰り返すことで手に入れる平和には、悲しみと苦しみしか見えてこない…。

難民受け入れを拒否する、現在のトランプ政権を風刺したような作品に鳥肌が立つ。

映画が延期されたことは、偶然だったのか、必然だったのか。

それを加味するにしても、この作品は今この時期にこそ、公開されるべきものであると感じる。

伊藤計劃への追悼作品としてふさわしい、最終作だった。

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ガーコ

1.0死者はもう何も許すことが出来ないのだから

2017年3月6日
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ななな

4.0伊藤計劃プロジェクトのアニメ映画は3作とも鑑賞しました。それぞれ色...

2017年3月6日
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iNaho

4.5奥が深い…!!

2017年3月2日
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とにかく絵が綺麗…!!
内容もすごくしっかりしていて面白い!!
ただ、言葉の言い回しが少し難しいときもあります。笑
文学に対する関心が全く無い人にとっては、少々大変かもしれませんが、ごく僅かなシーンですので!!

アクションシーン等が多いので、全く問題無く楽しめると思っています!!

久しぶりに良作を見たなっていう感想でしたね!!

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ラズ*

3.5ずっと前に原作を読んだのに

2017年3月1日
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全くもって内容を忘れていた。むしろそのことに驚いた。伊藤計劃の著作は、テーマが似ているので、ハーモニーの強烈なキャラクター名だけが心に残ってしまうということだろう。サムライチャンプルーが大好きだったので、マングローブが途中放棄したものを見届けれたのは良かったのかもしれない。

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きーろ

4.0他の伊藤計劃作品にも興味が湧きました

2017年3月1日
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チリ