ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ち

解説

「21グラム」のナオミ・ワッツと「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートンが共演したメロドラマ。1934年にグレタ・ガルボ主演でも映画化された文豪サマセット・モームの小説「五彩のベール」を、「フィラデルフィア」の脚本家ロン・ナイスワーナーの脚色と、「ストーン」「夫以外の選択肢」のジョン・カラン監督のメガホンで映画化した。1923年、ロンドン。上流階級の家に生まれた女性キティは、中流階級の医学博士ウォルターのプロポーズを受け、彼の赴任先である上海へ同行することに。しかし仕事熱心なウォルターに不満を募らせた彼女は、イギリス副領事と関係を持ってしまう。やがて妻の裏切りを知ったウォルターは、復讐心からある行動に出る。

2006年製作/125分/アメリカ
原題または英題:The Painted Veil

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映画レビュー

3.0ノートンとワッツだから最後まで観られる普遍的すぎるテーマです。

2015年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

あいも変わらず。
夫が退屈だから、自分に構ってくれないから、妻は他の男と寝るんだ的な。
浮気って後でいろいろ言い訳するけど、結局タイミングだと思うんです。
でも、なんで女性が浮気する映画って、動機が幼稚に描かれることが多いんですか?女はみんな、かまってちゃんみたいな(笑)
男が浮気する映画は、そんな切り口じゃないのに。

「ある貴婦人の過ち」て。邦題ミスリード過ぎる。

そんなエロティックな要素はあまりありません。

でも原作がサマセット・モーム「五彩のヴェール」でした。
1920年代の原作なら、こんな切り口でもしょうがないかも。
細菌学者の夫(エドワード・ノートン)は仕事一筋。そんな夫に嫌気が差した妻(ナオミ・ワッツ)は、浮気をする。

それを夫が知ってしまい、制裁的にコレラが蔓延する中国に妻同伴で赴任する。でもそこで、仕事に打ち込む夫の素晴らしさを再確認し、愛が深まるけれども……、みたいな。

これ、日本劇場未公開みたいです。

中国の風景が綺麗です。

ノートンとワッツだから最後まで観られる、普遍的すぎるテーマです。

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さぽ太