パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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その人の人生を変えてしまうが・・
映画「パッセンジャー」(モルテン・ティルドゥム監督)から。
「passenger」とは、豪華宇宙船に乗った乗客を意味する。
その乗客は120年間冬眠するのだが、
そのうち2人だけが装置の故障で、90年早く目が覚めてしまう。
正確には、男性の1人が装置の故障で目覚め、その後、
孤独に耐え切れず、ある女性を起こしてしまう。
そんな場面設定が新鮮で、メモをした。
例えとして、こんな台詞があった。
「君は孤島にいる、島で一緒に暮らす人を1人だけ選べる。
その人の人生を変えてしまうが・・」
自分の我儘(孤独感)から、一人の女性を人生を変えてしまうことになる、
機械操作の瞬間に見せた、心の葛藤が印象に残った。
「他人の人生を、自分の判断で変えてしまった瞬間」である。
その決断は後戻りが出来ず、言い訳も出来ず、120年後を夢見て
この豪華宇宙船を選んだ人間の人生を奪うこととなるのだから。
さて、この物語の結末を「ハッピィエンド」と呼んでいいものか、
ちょっぴり悩んでいる私がいる。
はらはらドキドキしながら観入った。次元の違いに頭がボーッとなった。...
はらはらドキドキしながら観入った。次元の違いに頭がボーッとなった。他の惑星の描写がリアル。殺伐としていて何だか恐ろしいなと思った。
ロマンチックなサスペンス
面白かったです。ハラハラするシーンが多かったし、設定が近未来的ですごいなーと思いました。
でも、これが現実になる可能性もありますよね。その時に、もし自分がジムと同じような立場になってしまったら、どうするんだろう。ジムと同じことをするのかな......と考えだすと止まりませんね笑
結末は予想できませんでした。えっどうなるの??って感じで。
あれはハッピーエンド、と一言では表せないと思います。でもすごくロマンチックで、終わり方も好きです。
ジムというか、クリプラがかっこよかったです。最近の役どころとは違う感じで新鮮でした。
ジェニファー・ローレンスを観るためだけの映画
SF映画としては、数々の過去作品からのパクリの大成のような、オリジナリティを全く感じない映画であったが、そもそもが「ジェニファー・ローレンスを観るための映画」で、内容はどうでも良かったのかという印象だった。ローレンス・フィッシュバーンのような名優をもったいない使い方しておきながら、主人公の男性がなかなか死なないような都合のいい設定など、品質の高い映画とはとても言えないと思った。
自分だったら
多くの人を乗せ移住惑星へと旅する宇宙船で、自分だけエラーで人工冬眠から90年も早く目覚めてしまい、この先死ぬまで一人で・・・と思うと自分も同じことをするだろうか。
まともなことが考えられなくなって、同じことするのかも(^^;
ロマンチックなSF
地球外惑星への移住というのはもはや新鮮なネタではないし、パニックシチュエーションの設定にも新鮮さを感じないが、さすが実力のある役者2人の演技力だけあって、とても堪能できた。移住船での孤立した状況にしているけど、中身的には追い詰められた状況でのロマンス映画だ。
うーん(゚_゚)
どこかイマイチ
べつに面白く無かったわけではない。
だが…主人公のなぁ…寂しくて起こしたのは共感しきれないというか…(まあ実際こんな状況なら考えるのかもしれんが)
ヒロインもなぁ…いくら幸せだったから、恋仲だったから、危機的状況だからって、人生滅茶苦茶にした男を想えるかなぁ:…
3人目にはビックリしたし、ハラハラもあったのだが、どっかのレビューにあった通り、孤独を生かした展開がイマイチ欠けるとは思ったり…(せっかく異質な状況なのだからもっと色々やればいいのに)
語るところがどこか少ない映画だなぁ
本当に美人
本当に美人さんだ。最後までうっとりしちゃう。
あんな広い宇宙船で1人ぼっちになったら、人間はやっぱり気がおかしくなるのだろうか。目の前に理想の人が居たら、そんなの起こしてしまいたくなる。しかも、その人と結ばれる事になったらそんな幸せな事ないでしょ。
宇宙の話って重かったり、暗い物ばかりだけど、これはそんな事ないラブストーリーでした。
設定が面白い
第二の惑星に到着するまでの120年間冬眠装置で眠っているはずが、機械の故障で途中で冬眠から覚めてしまったら。
到着まであと90年…他の人が目覚めるのは到着の4ヶ月くらい前。それまで一人。怖い…
する事も無いジムは他の搭乗者の事を調べてみたりする中で、オーロラに一目惚れ。何と彼女の冬眠装置を壊して起こす。その事実を知っているのはジムとアンドロイドだけ。
2人しかいない時間を過ごすうちに当然の如く惹かれていく2人。
迷いなく話の流れで秘密をバラすアンドロイド。怒りをどうしていいかわからないオーロラ。
ギクシャクする2人に降りかかるシップの故障。
最後まで引き込まれた。
最後に出て来て驚くだけのアンディ ガルシア、笑った。
やっぱり機械に頼りきってはいけない
ある人物の行動を許せるか否かで物語を楽しめるかが決まりそう。
因果論とか運命論とか、色々考えれて楽しかった。
ヒロインめっちゃカッコいい。
宣伝は恋愛重視だったようだけれど、きちんとSFしていました。
好きな映画
宇宙船の施設や設定などの未来感は十分でした!
宇宙に浮かぶシーンなどでも、宇宙の壮大さも伝わり、映画館で見たときは、とても美しい映像だと思ってました。
ストーリーも飽きることはなく最後まで楽しむことができました。
ラストのシーンも個人的に好きで、
2人がどんな生活をしていたのかと考えると穏やかーな気持ちになれます。
エンドロールで流れるImagine Dragonsの「levitate」は映画にすごい合ってて、大好きな曲です😍
良い!
ジムがオーロラを眠りから起こした事実をアンドロイドが喋っちゃった時この野郎ふざけんな!って怒っちゃった。笑
ほんとに知られないままだったら幸せな2人が続いたはずなのに。
そこに予期せぬ船の故障。しかも怖いくらいえぐい。
出演者少ないのにこんなに面白いなんて素晴らしい!
いいです!
もし宇宙船でたった一人目覚めたのが自分だけだったらと考えるとゾッとする。
精神は極限の状態になるはず。
目的地にたどり着けなくて絶望するだろうけど娯楽も衣食住もあるパートナーもいる。でも目覚めなければとは考えるだろうし、自分たち以外に人がいない孤独はどうしても拭えないし。
いろいろ考えさせられました!
見てない方是非見てみて欲しいですね!
ハードSFとして十分楽しめます。食わず嫌いは勿体ない。
興味はあったものの時間が取れず見逃していたパッセンジャーをアマゾンプライムビデオで鑑賞。
元から期待値の高かった本作。
結論から言うと、予想してたより遥かに楽しめました。
まずSFとしてよく出来ている。
恒星間航行船のデザインはもちろん、自動化が進んだ艦内や細かなガジェットに至るまでリアリティを感じられました。
重力ブロックが無重力化するシーンや、アンドロイドのバーテンも良いです。
更に脚本も素晴らしい。
いい意味で予告トレーラーの印象を裏切られました。ありきたりなラブストーリーではなく最後まできっちりSFスリラーしていたのも好印象。
ひとり冷凍睡眠を解かれたクリス・プラットの孤独。
美しくも逞しく生きるジェニファー・ローレンス。
ふたりの演技も冴え渡っていました。
SF映画としてもデートムービーとしても深く楽しめる名作、オススメ。
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