聖者の午後

劇場公開日:

聖者の午後

解説

ブラジルの大都市サンパウロを舞台に、漠然とした不安を抱えながら生きる30代男女の日常をつづった人間ドラマ。年金暮らしの祖母の家で小さなタトゥショップを営むルカ。どんな仕事も長続きせず、現在働いている薬局からも解雇を言い渡されたルイス。熱帯魚店で働きながら、旅に出ることを夢見ているルイスの恋人ルアラ。3人はそれぞれの生活に不安や焦りを感じながらも、過ぎ行く時間をただ共にやり過ごすことしかできずにいたが……。経済成長から取り残された若者たちが直面する厳しい現実を、本作が長編監督デビューとなる新鋭フランシスコ・ガルシアが繊細なモノクロ映像で描き出した。

2012年製作/96分/ブラジル
原題:Cores
配給:Action Inc.
劇場公開日:2014年3月29日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0影響されマクり

2020年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

真上から物を撮る映像に「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のポスターと、滲み出るジャームッシュ愛。

The Clashの"London Calling"のポスター含めたPUNKが好きそうな描写の数々、けれども流れる音楽は捻くれた感じ。

監督のセンスは程々に、三人のキャラクターに魅力を感じられずに、何も起こらない物語の中にユーモアのセンスは薄く、誰かの影響だけで作ったオシャレ感が残念。

自分のオリジナルよりも、誰かのフォロワー感が強く出過ぎた悪い例のように感じてしまう。

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万年 東一