劇場公開日 2014年11月29日

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「端折ったセリフは演技でカバー」寄生獣 ゆたかちひろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5端折ったセリフは演技でカバー

2014年12月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

悲しい

怖い

興奮

原作は家ごと火事で焼けたあともう一度買い直す程好きで
原作ファンにも高評価と聞いて観てみた。

尺の都合でミギーとシンイチを一刻も早く
打ち解けさせるためか、ミギーが人間臭すぎる
そこは少し残念な要素ではあるけど
なんとか許容範囲かな?

これだけは入れて欲しい名シーンや名台詞
いっぱい入ってました。
短くまとめるために、色々ツギハギしつつも
映画オリジナルの要素を入れて微調整したり
うまくまとめたなー!と感心。

かといって、まとめて削った部分に余分な説明は
入れずに、役者さんの無言の演技で魅せたり

キャストを見て、うーん?と思ってた部分も
動いて演技をしてるのを見ると
かなりしっくりハマってた。
4月の後編にまた新キャラも出てくるので楽しみ!

スタッフロール後の後編予告は
ちょっと見せすぎじゃない?と思うぐらい…
ただ、原作ファン的には
あのシーンもあのシーンもやるんだ!
と期待が膨らんだので、いいのかな。

ただ、レーティングは子持ちの母的にはPG12でなく、R15にして欲しい所かなぁ。

漫画の実写としては、成功の部類だと思う。

ゆたかちひろ