劇場公開日 2016年7月16日

  • 予告編を見る

「情操教育には最適。離れても消えぬ家族の愛。」ファインディング・ドリー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0情操教育には最適。離れても消えぬ家族の愛。

2016年9月13日
PCから投稿

笑える

悲しい

楽しい

【賛否両論チェック】
賛:家族でも安心して観られるのが魅力。時や距離を越える家族の絆にも、感動させられること必至。
否:思わずツッコミたくなるような、かなりご都合主義な展開が続くのは、ご愛嬌か。

 前作の知識は基本的には不要ですが、関係のあるキーワードも出てくるので、あった方がより楽しめそうです。
 家族をなくし、いつしかそのことすら忘れてしまっていたドリーが、かすかに蘇った記憶を頼りに、大冒険を繰り広げます。そしてそこにあるのは、距離や時間を越えて生き続ける、両親と娘の変わらぬ愛情。油断していると、思わずホロッとさせられてしまいます。
 「いやいや~(笑)」
とツッコミたくなるようなアクション(笑)も多々ありますが、それを語るのは野暮というもの。家族サービスに最適な冒険ファンタジーを、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド