フルートベール駅で

劇場公開日:

フルートベール駅で

解説

一般市民の青年が警官に銃殺された実在の事件を、27歳の新人監督ライアン・クーグラーが映画化し、サンダンス映画祭で作品賞・観客賞をダブル受賞。「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダンが主演し、全米賞レースで高い評価を受けたドラマ。2009年の元日、米サンフランシスコのフルートベール駅のホームで、3歳の娘を持つ22歳の黒人青年が警官に銃殺された事件が起こる。ごく普通の市民にすぎなかった青年が、なぜそのような悲惨な死を遂げたのか、青年の人生最後の1日を描く。

2013年製作/85分/PG12/アメリカ
原題:Fruitvale Station
配給:クロックワークス
劇場公開日:2014年3月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)

出品

ある視点部門
出品作品 ライアン・クーグラー
ある視点部門 フューチャーアワード賞 ライアン・クーグラー
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映画レビュー

4.0スーパードキュメント

2022年7月12日
PCから投稿

事件の概要を知っているうえで観る映画です。
もし、予備知識ゼロだと、単にSF近郊の貧困黒人家族の日常生活がダラダラ続分くだけで30分で投げ出したくなります。
結末知っていれば、日常生活が事件につながる無常観を感じられます。
この映画の凄さは、あまりにも客観的なカメラワークです。誰にも何にも肩入れすることなく、ただひたすら淡々と事実を描写します。

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越後屋

3.5冷めた眼も保ちたい

2021年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

レンタルで3回に分けて鑑賞
最近よく利用する店で見つけた
クリードの監督・主演コンビ
ブレーク前の一作でかねてより観たいと思っていた

色んな巡り合わせ
主人公の人柄の良さも
悲劇のきっかけになってしまったように思えて悲しい

主人公はオラの甥にイメージが重なり親しみがある
過去ブログに同じことを書いていた…

似たような事件が繰返し起きていて嫌になるが
あきらめずしつこく問題を訴え続けるしかない

映画のスタンスは黒人側なので
こういう描き方になるのはもっともなのだが
黒人側に都合が悪い事実が端折られているかもしれない
そういう冷めた眼も保ちたい

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北枕寝二

5.0よく覚えている事件

2021年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

加州オークランド市のBay Area Rapid Transit (BART)バートという電車の駅Fruitvale で22歳のオスカー グラントがバート警察に銃で殺された事件をドキュメンターリー(風?)にしたものだ。オスカーはマイケルジョーダンが演じている。この事件は、今でも記憶にある事件で、また改めてみてみた。この後、Black Lives Matter で 米国の警察の暴力、差別意識、黒人の命を奪う、不平等さに声をあげるものが増えた。

よく聞く話だがアジア人で背が低い(150 cm ぐらいをいう)女はひったくりにあうという。スーツを着ている男と作業服を着ている男とでは、声をかけて道を聞くならスーツの男の方に話しかける。また、黒人と白人があらそっていれば、黒人に問題があるとみる。このような、偏見からこういう事件が起きる。この時の、バート警察は黒人ではなかったから、余計、このような偏見が強くなったと思う。不公平で、理不尽な事件だが、どこでもおきる可能性があるしおきている。このような事件がおきて、また、泣き寝入りしたり、そのままにしておくと、こういう事件はなくならず、次から次へおきるだろう。
実際おきた事件で、数人がビデオどりしているのがネットに載っている。それにまた、おかしなことで、差別や偏見から始まるこのような事件を基本的に理解していないといけない。差別はよくないと言葉でわかっていて、差別という意味の概念を理解していない人がいる。だから他人の目から見て人を差別していると言われてもしていないと答える。それに、良き聞く話だが、私は日本人だから差別されていないという。なぜと聞くと黒人じゃないからと答える人がいる。差別とはなにかと根本に返って、この意味を再検討する必要がある。

インタネットアーカイブでこの映画を探したので再び観た。

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Socialjustice

3.5被害者は「黒人」というより「ひとりの男性」

2021年3月19日
iPhoneアプリから投稿

実際の映像から始まるのは
インパクトが強いですね

犠牲者の最後の一日にフォーカスしていくので
感情移入せざるを得ません

冒頭の映像だけ見ると
あーまたこんなことが、、ひどいなぁ、、
って思っても
「黒人への、暴行!!殺人!」が強調されすぎて、
あくまで人ごとのように感じてしまいがちです。

この映画みたいな描き方で
殺された彼にも家族がいて、
大切な人がいて、
日常があって、
なんら特別でない普通の人間がある日突然殺されたという事実に気付かされます

(それにてもちょっとむりやりいい人に描きすぎてる感は否めませんが、、犬助けるくだりとか。)

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ちー
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