劇場公開日 2013年11月1日

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「何か微妙」スティーブ・ジョブズ(2013) スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5何か微妙

2015年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

寝られる

スティーブ・ジョブズが天才であったことは彼の功績から言わずものがなですが、この伝記映画を見ただけでは彼の凄さがほんの少ししか伝わってこず、まあ2時間で彼の生涯を描くのは不可能に近いですが、もう少し映画として見る者の心に響く見せ方が他になかったものか・・・。
勿論ジョブズ信者の方もこれでは納得できないだろうし、何か全てにおいて中途半端、とりあえず大体こんな人間性で大体こんなことをしてきた(と言っても途中までだったような)的なことをなぞった程度でしたので、どこか物足りなさを感じてしまった作品でした。

ただ、掘り下げ方は甘かったですが、主演のアシュトン・カッチャーの熱演や懐かしい時代背景もあって、普通にドラマとして楽しめる内容にはなっていましたね。
まあこれだけの人ですから、どうしてもプラスアルファとして何故そんなことが出来たのかを深く掘り下げてほしかった部分は多分にありましたけど。

しかしジョブズと言う人が、ここまでのクズ人間だったとは・・・(苦笑)
正直今まで人間性の方には興味が無かったので、これ見てかなり引きました。
世の中にこんな嫌なヤツもそうそういないのではと言うレベルのクズ人間、友情愛情クソ食らえ、人々の心を豊にした功労者の人間性は、むしろ知らない方が良かったかも。

ただ技術革新への溢れる情熱は、常人の枠を超えたこのぐらいの変人でもない限り、あそこまでのイマジネーションは生まれてこなかったのかもしれませんね。
メインが会社の権力闘争になってしまったのは映画的に本当に惜しい、もっと彼の革新的な世界を見たかったなぁ。
しかし彼を失ったアップル社の今後は、一体どうなっていくのでしょうか。
近い内にダニー・ボイル監督版のジョブズ伝記映画も公開されるようなので、そちらもできたら見てみたいです。

スペランカー