劇場公開日 2013年7月27日

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「アメリカ視点の映画」終戦のエンペラー harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アメリカ視点の映画

2013年8月14日
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鑑賞方法:映画館

単純

史実に基づいているとは言え、やはりこれはエンターテイメントとして観るべき映画だろう。
「戦争の記録」として観るものとは違う気がする。あくまで娯楽映画だ。
なので劇中に織り込まれているロマンスはアリだし、必要なのだと思う。
ただあまりにも公私混同過ぎるとは思うが…。
まぁ日米両国に優しいというか緩い作品にはなっている。

本作の主題であるマッカーサーと昭和天皇の話は、生前祖父が子供だった私に「天皇陛下はマッカーサーに、自分はどうなっても良いから国民を守ってくれと仰ってくれたんだよ」と涙ながらに話してくれた内容と同じだったので、なるほど祖父が話していたのはこの事だったのかぁ…ととても興味深く、一人感動してしまいました。

尺が短いのも良かったと思う。これで2時間長観せられていたらゲンナリしていたに違いない。

harukita