劇場公開日 2015年7月4日

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「主役がそろい踏み!登場人物みんなヒーロー!」アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0主役がそろい踏み!登場人物みんなヒーロー!

2019年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

MCUシリーズの主要キャラ・サブキャラを集結させて
それぞれの魅力を堪能できる娯楽映画。

冒頭から見どころが満載。
東欧ソコヴィアにあるヒドラの研究施設を
アベンジャーズが襲撃するところから始まる。

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、
ハルク……
挨拶代わりと言わんばかりにヒドラ兵をなぎ倒していく。
トレーラーでもよく使われていたシーンの
敵へ向かていく瞬間をとらえた
キャラクターが横並びになるシーンは中々かっこよかった。

その後トニーが考案したウルトロン計画(平和維持計画)が失敗し
自我に目覚めた人工知能「ウルトロン」が生まれてしまう。
世界の出来事やアベンジャーズのこれまでの行いを知り
人類を根絶やしにすることが平和につながると考えるようになる。

アベンジャーズは地球を救うためウルトロンの行動を
阻止するために奔走していく。

各キャラクターそれぞれに見せ場があったように思える。
アイアンマンの場合は「ハルクバスター」を
初披露したシーンが印象深い。
ヨハネスブルグの街で暴れまわるハルクとのバトルは
ウルトロンとのバトル以上に見ごたえがあったように感じた。

キャプテン・アメリカやマイティ・ソーの活躍も見逃せなかったし
ホークアイやブラック・ウィドウなど
超人的な力を持っていないキャラクターたちの
奮闘ぶりも目立っていた。

新たに登場したキャラクターも魅力的だった。
例えばクイックシルバーとスカーレット・ウィッチの双子の兄妹。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の
エンドクレジット以来の登場。
ヒドラが行っていた人体実験によって驚異的な力を持った二人。
クイックシルバーは超高速移動が可能で
スカーレット・ウィッチはテレキネシスとマインドコントロールの
能力を持っている。
アベンジャーズも二人の能力に苦戦する。
最後に驚きの展開を向かる。

そしてもう一人がヴィジョン。
ヴィブラニウムを核とした人工皮膚に
トニーをサポートしていたA.I「J.A.R.V.I.S.」をアップロードさせ
ソーの雷によって究極の人造人間「ヴィジョン」が生まれた。
額にはインフィニティー・ストーンの1つである
マインド・ストーンが埋め込まれている。
空を飛び、エネルギービームを発射し、物体の透過ができる上に
ムジョルニアを持ち上げることまでできる究極人間だ。

アベンジャーズ初参戦どころかMCUシリーズ通しても
初登場だが主要キャラに引けを取らず
最後の最後まで物語の中心として活躍している。

野球やサッカーの代表チームのように
主役が揃った時のワクワク感を味わえるのが特徴。
アメコミSF映画を気楽な気持ちで楽しんでほしい。

Trinity