真夏の夜の情事

劇場公開日:

解説

次々と男を誘惑し、その男に飽きがくると、新しい男に殺させるという女の魔力と、その女に狂わされる男たちを描く。脚本は「さすらいの情事」の卯月楊之介、監督は「白い天使の抱擁」の藤井克彦、撮影は「官能教室 愛のテクニック」の姫田真左久。

1972年製作/67分/日本
配給:日活
劇場公開日:1972年7月27日

ストーリー

大学教授の篠原は、原稿を仕上げるため、とある海岸町の民宿“しのぶ荘”へ泊った。そこの女主人・みさは肉感的で魅力があり、篠原は仕事そっちのけでみさの事を想う日がつづいたある日、みさと海岸を散歩中、結ばれた。そして、みさの素晴しい性テクニックにすっかり魅了されてしまった。しばらくの間セックスに溺れた二人の生活がつづいていたが、ある日、保田という、篠原とはまるで別タイプのプレイ・ポーイが“しのぶ荘”を訪れたことから、みさの心は次第に保田の方へと傾いていった。ところが、その事に耐えられなくなった篠原が“しのぶ荘”を出ようとした時、以外にもみさは、保田を殺して二人きりになりたいと篠原に泣きつくのだった。篠原は保田を断崖から突き落した……。ますますみさの虜になってしまう篠原。数日後、篠原の弟・礼二が恋人の妙子を連れて遊びに来た。そして、その妙子が行方不明になってしまった。妙子に対するみさの様子に不信を抱いていた篠原は、秘かにみさの周辺を調ぺて愕然とする。縁の下から数え切れない程の男の履物が隠されていたのである。ここを訪れた男は全て殺されている!。その頃、みさは礼二と関係を持ち、篠原殺害を依頼する。しかし、篠原は先手を討ち、逆に礼二を殺してしまった。その死体を始末しようと洞窟のの中に入った篠原はその中におびただしい帽子やメガネ、そして妙子の死体を発見した。今や、篠原は“しのぶ荘”を去ることはできず、残った唯一の道は、この場所で、自身のために命をかけて闘うしかなかった……。

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