右門捕物帖 妖鬼屋敷

劇場公開日:

解説

佐々木味津三原作右門捕物帖第三十三番手柄“闇男屋敷”より、「美しき鷹」の小国英雄が構成し、「家庭の事情」の賀集院太郎が脚本を書いている。監督は「人形佐七捕物帖 通り魔」の毛利正樹、撮影は「若い瞳」の藤井春美。「鞍馬天狗斬り込む」の嵐寛寿郎、ビクターの榎本美佐江等のほか、宝塚歌劇団より寿美花代、東郷晴子、南郷比加利などが出演している。

1954年製作/86分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1954年3月24日

ストーリー

頃は寛永年間。泰平の世を破って浮世絵十二美人のお鶴、お梅、爪弾お藤がたて続けに何者かに殺され、評判の歌舞伎役者瀬川玉之丞が行方不明になった。右門は浮世絵師を調べた結果闇男屋敷に疑問を持つ。屋敷の当主市崎友次郎は絵師で三十石の旗本だが、奇病にとりつかれ、部屋に閉じこもって人に姿を見せない。紫頭巾の扮装で屋敷に忍びこんだ右門は、黒頭巾とその配下に襲われるが、仏壇より位牌を奪って逃げ去った。それは市崎友次郎の位牌だった。実は友次郎ば既に死亡していたのだが、市崎家断絶を怖れた家老格の田島伊右衛門が玉之丞を誘拐して友次郎に仕立て上げる事を謀り、秘密を知るお鶴、お藤らを次々と殺害したのだ。右門は玉之丞の救出に再び乗り込む。乱闘の末、事の発覚を悟った伊右衛門は切腹した。右門は伊右衛門の忠誠に免じて、事件を闇に葬った。

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