ハートブレイクなんてへっちゃら

劇場公開日:

解説

片岡義男の『ハートブレイクなんかへっちゃらさ』を原作に、フォーク・シンガーのケメこと佐藤公彦が主演し、一つの愛の生まれていく過程を描く。(16ミリ)

1977年製作/70分/日本
配給:その他
劇場公開日:1977年6月15日

ストーリー

ある晩、深夜のスナック。ここにはいろいろな若者がたむろしている。そして、いつもと変わらぬ様子の店。しかし、一つだけちがうことがあった。それは、一人の、薬によりかなり支離滅裂の女・メグから何度も電話がかかってくることだった。何回目かの電話をとったヒロユキはメグと話すようになり次第に彼は、メグにひかれていくのであった。メグはトシ坊を探しており、ヒロユキは、彼女にトシ坊が四時に羽田に着くと言い、彼は車を飛ばし、羽田に三時三十分に着いた。そして一時間後、フラフラなかなり不安定な運転の車が来た。メグだ。ヒロユキはメグの車を止め、彼女をひきづり出し、薬をはかせるのであった。まだ夜もあけきらぬ朝。ヒロユキとメグは遠くに羽田空港が見える場所にいた。二人は互いの間に「愛」とよばれる感情が芽生えているのを感じていた。

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