哀愁のストックホルム

劇場公開日:

解説

忘れがたい想いを抱いて生きる男女の愛のゆくえを見つめた悲恋物語。製作・監督・脚本はレナード・ベルコビッチ、撮影はピエロ・ポルタルーピ、音楽はジョン・ウィリアムスが各々担当。出演は「ルソナナ」「クレムリン・レター」のビビ・アンデショーン、「太陽のならず者」のロバート・スタック、「ナタリーの朝」のジェームズ・ファレンティーノ、「愛のために死す」のアニー・ジラルドなど。

1969年製作/イタリア
原題:Story of a Woman
配給:CIC
劇場公開日:1971年12月4日

ストーリー

若いピアニスト、カリン(B・アンデルソン)は、ローマで音楽の勉強に励んでいる時、イタリア人でスポーツマンの医学生ブルーノー(J・ファレンティーノ)と恋におちた。しかし、ブルーノーには妻リリアナ(A・ジラルド)がおり、彼は金目あての結婚した女たらしだという噂にカリンの心は傷つき恋は脆くも崩れた。故郷スウェーデンに帰ったカリンは、ストックホルムでアメリカの外交官デビッド(R・スタック)と結婚し、四年後には娘のキャシーも生まれ、デビッドの栄転で再びローマにやって来た。カリンの心には未だブルーノーへの想いが残っていた。ブルーノーは自動車事故で妻を失ない、手をいためた彼は医師を断念し、プロのフットボール選手の花形となっていた。二人は再会したが、夫への背信に心をいためるカリンはブルーノーを拒んだ。しかしブルーノーが重傷を負って入院してから、カリンの気持はブルーノーに大きく傾き、ついに夫に、ブルーノーへの愛を告白した。デビッドは怒ってカリンを追い出し、傷心のカリンは一人ドロミテ渓谷のコルティナに身をかくした。ブルーノーはそんな彼女を捜し出した。二人の心は燃えた。が、そこには昔のような愛の感動が失なわれてしまっていた。二人の間にはただ恋の残骸だけが醜くく横たわり、今、二人のとる道はただ一つであった……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
レナード・ベルコビッチ
脚本
レナード・ベルコビッチ
製作
レナード・ベルコビッチ
撮影
ピエロ・ポルタルピ
音楽
ジョン・ウィリアムズ
字幕監修
清水俊二
全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「哀愁のストックホルム」以外にこんな作品をCheck-inしています。