パブロとチキタ

劇場公開日:

解説

ホーマー・ブライトマンの原作をポール・ルーシーが脚色、「われらキャロウェイ」のウォルター・パーキンスが監督した冒険ドラマ。撮影はフランク・ズニガ、音楽はジョージ・ブランスが担当。出演はメキシコの少年アルマンド・イスラス、フランセスカ・ジャービスほか。製作はウォルト・ディズニー、共同製作をウィンストン・ヒブラーが担当。

1969年製作/アメリカ
原題:Pablo and the Dancing Chihuaua
劇場公開日:1969年7月19日

ストーリー

11歳のメキシコのみなし児少年パブロ(アルマンド・イスラス)は、古い手紙を手がかりにツーソンにいるおじさんを探しに出かけた。が、国境でパスポートのないパブロはアメリカには入れない。ボール箱にかくれての脱出も失敗した。その検問所でパブロはアメリカ婦人ヘレン(フランセスカ・ジャービス)と知り合い、愛犬のチワワと仲良くなった。隙をみて逃げ出し、鉄条網をくぐり、やっとのことでアメリカ入りしたパブロの側にチワワがいた。いくら追っても帰ろうとしないチワワにパブロは負け、チキタと名をつけて一緒に連れて行くことにした。パブロの吹くオカリナの音に合せ、チキタは後ろ足でたち、ダンスをした。気の荒いハバリナにおそわれたり、クーガーに出会ったり途中かなりの冒険があったがパブロとチキタはツーソンの町についた。チキタの首の住所を探しあて、パブロはチキタをヘレンの所に届けた。が、そこでパブロは、自分の探すおじさんがいないことを知らされた。しょげかえるパブロにチキタがとびついた。ヘレンはパブロを自分の子供にする決心をした。おじさんは失ったが、パブロは美しくやさしいお母さんを得た。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

映画館で初めて見た映画です。

2019年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幼児の頃、映画館(輝竜会館松戸バンビ劇場?)で初めてこの映画を見ました。ディズニーの白雪姫と二本立てだったと思います。母と弟と一緒でした。改めて筋書きを読むと、アメリカとメキシコの国境問題、児童福祉、国際養子、経済格差、ペットとの暮らし、野生動物ほか、50年前の社会背景は今も変わることに驚きました。パブロとチキターの名前はドン・キホーテにも関係するようです。うる覚えの映画タイトルから、ここまでネットでわかりました。短時間で情報を得られる現在と変わらぬ社会問題。映画館は無くなり、私と家族も年を重ねました。ここに記せることに感謝いたします。平和を希求します。健康と幸せを願います。平成が終わろうとしています。

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Nao

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