劇場公開日 2011年11月19日

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新少林寺 SHAOLIN : 特集

2011年10月31日更新

カンフー・パンダ2」「1911」とジャッキー・チェン出演作が続き、奇しくも“ジャッキー・イヤー”となった2011年。そのトリを飾るのが、11月19日公開の「新少林寺 SHAOLIN」だ。アンディ・ラウニコラス・ツェージャッキー・チェンの豪華共演、ベニー・チャンが監督を務める香港・中国映画界の総力を結集した注目作の見どころに迫る。

こんな“少林寺”見たことない!
総製作費20億円、感動の“泣けるカンフー”超大作、ここに誕生!

いま、新たな「少林寺」の伝説が幕を開ける!
いま、新たな「少林寺」の伝説が幕を開ける!

■“アンディの演技”に!“ジャッキーのアクション”に!“ベニーの演出”に!
 泣ける、燃える、感極まる“必見ポイント”!

中国武術の総本山であり、数々のカンフー映画に影響を与え続けてきた中国・河南省“(嵩山)少林寺”。このカンフーの聖地を舞台に、82年のジェット・リー(リー・リンチェイ)主演「少林寺」以来、実に29年ぶりに同寺をタイトルに掲げて登場する「新少林寺 SHAOLIN」の必見ポイントはここだ!

★泣ける!

・最愛の娘が目前で……

冷酷な将軍でさえ、愛する家族の前では1人の父親
冷酷な将軍でさえ、愛する家族の前では1人の父親

アンディ・ラウ扮する軍閥の将軍、侯杰(こうけつ)。冷酷で無慈悲な彼にも、愛する妻と娘がいた。侯杰は、富と権力に執着するがあまり、義兄弟の契りを交す将軍に対してある謀略をめぐらせるが、実行を前にそれが発覚。窮地から家族を連れて逃亡を図るが、目前で愛娘が事故に!


・悪事を繰り返してきた自らを悔いる

悲しみに暮れる侯杰をジャッキー扮する悟道が見守る
悲しみに暮れる侯杰をジャッキー扮する悟道が見守る

愛する一人娘を失い、悲しみに暮れてさまよう侯杰。そんな彼を、ジャッキー・チェン扮する少林寺の厨房係、悟道(ごどう)が救う。そのなかで侯杰は、自らが行なってきた悪事、権力に執着してきたことがどれだけ愚かなことだったかを悟る。そして、人が生きていく上で本当に大切なものはなにか?を見つめ直す……。


・少年僧との美しき型のシンフォニー

すべての罪を悔い改め、少林武術に励む
すべての罪を悔い改め、少林武術に励む

「御仏の教えを請う者を拒んではならない」と説く少林寺の高僧の言葉もあり、侯杰は、髪の毛を剃り落として少林寺の僧として仏門に入る。あらゆることに真摯に向き合い、すべての罪を悔い改めて少林武術を修得していく侯杰。やがて心の淀みは取り払われ、美しく舞う武術の型が、少年僧の動きとシンフォニーを奏ではじめる。


★燃える!

・お約束のジャッキー・アクション!

ジャッキーが魅せる“キッチン・カンフー”に注目!
ジャッキーが魅せる“キッチン・カンフー”に注目!

今作では主人公を支える脇役、しかも修行僧ではなく、寺のまかない料理人として登場するジャッキー・チェン。だが、ジャッキーらしい、コミカルなアクションが披露される見せ場がしっかりと用意されている。少林寺に乗り込んできた軍勢を相手に、少年僧たちのエールのもと、料理道具を駆使した“キッチン・カンフー”の妙技を見せる!


・寺に攻め込む近代兵器と少林武術の壮絶バトル!

少林寺が砲弾の雨に晒されるクライマックス
少林寺が砲弾の雨に晒されるクライマックス

1912年という近代が舞台ということもあり、ライフルや大砲などの近代軍事兵器VSカンフーという構図も必見のポイント。3カ月の期間と2000万元(約2億4200万円)の予算を投じて製作された、本物の少林寺と瓜二つのオープンセットが、軍の砲撃で完全に爆破されてしまうクライマックスにも注目だ。


★感極まる!

・愛憎入り乱れる元腹心との最終対決!

鬼畜のように振る舞う裏切り者、曹蛮との決着は!?
鬼畜のように振る舞う裏切り者、曹蛮との決着は!?

砲弾で爆発が続くなか、仏間で繰り広げられるのが、侯杰(アンディ)と彼を裏切った元腹心の部下、曹蛮(そうばん。演じるのはニコラス・ツェー)の最終対決。権力への渇望と、部下として尽くしてきた侯杰への屈折した思いを胸に抱きつつ迫ってくる曹蛮に、命を狙われている危機に及んでもなお、慈悲の心で彼を説得しようとする侯杰。果たして、愛情と憎しみが入り交じる対決の行方は!?



■これが21世紀版の「少林寺」!
 アンディ・ラウ×ニコラス・ツェー×ジャッキー・チェン共演で描く“漢の道”

本物の武術家たちを起用し、ジェット・リーを一躍スターにしたカンフー映画の金字塔「少林寺」。「新少林寺 SHAOLIN」は、82年の同作以降初めて、少林寺より“正式な許可”を得て撮影された“少林寺映画”である。

1912年という、「1911」=辛亥革命の翌年を舞台に描かれる本作では、強欲にまみれた1人の将軍が、最愛の家族を失うことで絶望を味わい、仏門に入って(武術)修行を経ていく過程で“命の尊さ”に目覚めていく姿が描かれる。駆け出し時代の共演はあっても、スターに登りつめてからの本格共演はこれが初となるアンディ・ラウジャッキー・チェンが顔を揃え、敵役として、新世代の若手スターとして注目を集めてきたニコラス・ツェー(「孫文の義士団」)が出演。圧倒的なアクションと感動的なドラマが両立する、これまでにない男のロマンがあふれる“泣けるカンフー”を実現している。

監督は、そのジャッキーとニコラスの新旧スター共演も見事だった傑作「香港国際警察 NEW POLICE STORY」のベニー・チャン。「武術は本作に欠かせない重要な要素だが、少林武術の極みである『禅武』、つまり“武”をもって“禅”を修めるという境地を中心のメッセージにした」と監督が語る通り、「新少林寺 SHAOLIN」は、“命の尊さ”や“生きていくために本当に必要なこと”について真摯に向き合う。それは、奇しくも我々が生きている今と重なり、我々はどう生きていかなければならないか?ということを考えさせる。

これこそ21世紀版の「少林寺」であり、熱い“漢”たちが彩る“新たなるカンフー映画伝説の誕生”と言っても過言ではないだろう。

アンディ・ラウが道に目覚める侯杰を熱演
アンディ・ラウが道に目覚める侯杰を熱演
侯杰を裏切る曹蛮役のニコラス・ツェー
侯杰を裏切る曹蛮役のニコラス・ツェー
ジャッキー・チェンはコミカルな持ち味を発揮
ジャッキー・チェンはコミカルな持ち味を発揮


■“ジャッキーの声”と言えば石丸博也!
 人気声優・小野大輔も参戦の吹替版予告編をチェック!




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