インフェルノのレビュー・感想・評価
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巻き込まれて巻き込まれて
視聴:1回目
推薦:2作見たならこれもね
感想:今までよりも見やすい作りになってました。自分の状況がよくわからない感じでスタートは興奮。謎解きは一番あっさりしてて一番現実的なテロのお話。BGMが素晴らしかった。
良かった。
このお馴染みの絶対観ている人には解けない謎解きが面白い。暗号を読解してもその意味すらよく分からない展開が味わい深い。
それにしても、何もしなかった方が計画がうまくいく蓋然性は高かったのでは?
イルファン・カーンが渋い。
「ハドソン川」もそうだが、昨年、映画館で見た映画。
その日は吹き替え版しかやっていなかったのでそれを見た。
聖書の世界に関する知識が薄いので、面白さがよくわからん。
ダンテの「神曲」は読んだことがあるが、ずいぶん昔のことだし。
イルファン・カーンの渋さが印象に残った。
ダンテ神曲地獄篇と殺人ウィルス
宗教色はさらに薄く、ミステリーより48時間タイムリミットサスペンス色が強くなった感じ
フィレンツェ
ダンテのデスマスク
ヴェネチア
高速列車
イスタンブール
アヤソフィア
地下宮殿
怖い怖い
真剣にみていると人類の未来に対して悲観的になってしまう
今のままのほほんと生きていていいのだろうか
近代になり爆発的に増え続ける人類はこの先どうなるのだろうか
この事を基本にした作品は古くから多数ある
人が人を淘汰するようなもの
ノアの箱舟のようなもの
この作品もそんな中の一つ
増え続ける人口、今もなお進む医療
もしも寿命以外で死ぬことのない世の中が来たとしたら人類はどれほど増え続け資源を使い続けるのだろうか
ましてや自分の複製が作れる時代が来たのなら…
きっと民主主義は崩壊するかも
愛や恋なども今ほど簡単に口にできないのではないのかな
今直ぐにではないにしても二代三代先には…
怖い怖い
おもしろかったが
ダヴィンチコード、天使と悪魔に続いて今作も期待しての鑑賞。
謎解きのワクワク感は1作目が1番あったかな。
裏切りに関しては相変わらずこちらの予想を反してくる。
もうちょっとからくり要素があると個人的にはよかった。
3作通して掲げてるテーマはフィクションじゃなく実際問題なのはたしか。
細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。
映画「インフェルノ」(ロン・ハワード監督)から。
「スイッチがある。それを押すと・・人類の半分が死ぬ。
押さないと、人類は100年以内に絶滅する。君ならどうする?」
こんな問い掛けで始まり、生物学者ゾブリストが、
人類増加問題の解決策として、恐ろしい伝染病を作り出し、
それを世界に広めようとする。
「人類は、自らの体内に発生したガンなのだ」と言い切り、
今、人類が直面している問題の多くは、人口が減れば解決する。
一見、無茶苦茶に思えるその理屈に、妙に頷いてしまった。(汗)
さて、その人口を減らす計画を実行に移すのは今しかない、と
主張する生物学者の説明に、またなるほどなぁ・・とメモをした。
「1分ごとに増殖する細菌をビーカーに1つ入れる。
最初の細菌を11時に入れた場合、ビーカー一杯になるのは12時。
だが、細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。
今が、その時刻だ。真夜中まで、あと1分だ」
人類は、まだまだ大丈夫なんて思って行動しないけれど、
実はあっという間に、限界に到達してしまう。
だから、ビーカーの半分の量の時に、課題を対処しなければ、
手に負えなくなる、という視点は、参考になった。
ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」のからくり・謎解きは、
私にとっては、あまり意味がなかったかも・・(汗)
相変わらず荒唐無稽
今回は、ジェイソン・ボーンと007のシチュエーションをミックスして、パズル的な謎解きをダンテの「神曲」に求めるという趣だが、シリーズを通して感じる荒唐無稽さは変化ない。従って、いくらリアルに作っていようとも、全くリアリティが無いのは今までの通りである。
しかし、「ダ・ヴィンチ・・・」でのルネッサンスからのメッセージの媒体が人間であるとか、「天使・・・」での物質の中に反物質を閉じ込めるというような、もはやいくらなんでも容認できないような代物ではなく、ウイルスといういくらか現実的な恐怖と、謎そのものは現代人がパズル的に作っているというアイデアについては、一応納得はする。(動物実験をどのような施設で行ったのかというような細部は、この際目をつむる)
それにしても、トム・ハンクスが大真面目に取り組んでいるところを見ると、それなりに原作は人気が高いのであろう。
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