劇場公開日 2010年4月17日

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オーケストラ!のレビュー・感想・評価

全94件中、81~94件目を表示

4.0オーケストラ!

2010年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

いや〜、楽しかった。と言うより、124分が一瞬で過ぎました。クラシックの映画・・・なのに。地方では、あまり公開されてないみたいですが、お近くの映画館でやってたら見る価値有りですぞ。

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エンゲキ

4.5クラシックが聴きたくなる。

2010年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

最後の15分のチャイコフスキーを聴くだけでも価値がある。

確かにその通り!

途中、コミカルな団員に笑えたりもしますが、
最後は感動です!
泣いてしまいました。

観終わった後に、クラシックのコンサートに行きたくなる。
そのコンサートがもしチャイコフスキーならきっと映画を思い出してうるっときてしまうかも。
そんな作品。

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nozomitype500

5.0オススメです!

2010年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

音楽(クラシック好きでも、そうでなくても)が素晴らしくて、とっても楽しかったです!楽しめます!
ロシアの話なので、ロシア語の台詞がうるさく思えるかも知れません(笑)

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真由子

5.0映画館で「聴いて」ほしい作品

2010年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

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shikahiko

3.5リアルな世界と最高のラスト

2010年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

遅くなりましたが、GWに観賞しました!

まず、悪い点から。
ストーリー展開が速いなっ。と思ったら、
仲間をあつめてパリへ行ってからが長い…とゆうか
そこらへんは見てて疲れちゃいました。
映画で飽きるってことはわたし、あまりないんですけどね。
フランス独特の世界観は慣れないみたいです。

でもでも!
次は最高に良い点。
後半にいくにつれ、何だかみんなの様子が怪しげになってきます…
そして、最後の最後に明かされる、このオーケストラの本当の真実と嘘!
この、最後の何十分かのためにこの映画があるんだ!って思うくらい感動させられます!素敵でした
音楽映画がすきなひとにはぜひ見てほしいです。

すばらしいっ

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Gabriella

3.0チャイコフスキーとユダヤ人って…

2010年5月12日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ロシアの名門交響楽団で清掃係をする男アンドレイは、パリのシャトレ座からの公演依頼を手にしたことで、ある計画を思いつく。
彼は30年前この楽団を追われた名指揮者であり、昔の楽団員を集めて、パリで公演するべく、奔走しはじめる。

元共産党員、ユダヤ人、ロマ人(昔のジプシー)など癖のあるメンバーの中で、アンドレイはなぜかソリストとして、29歳の若くて美しいフランスの売れっ子バイオリニストを指名する…。

ロシアを舞台にした喜劇。ソ連時代を小ばかにし、フランスに憧れる今のロシア人をうまく描いている。自ら商売をし、不遇の夫アンドレイを支えて、パリに送り出す妻のたくましさもいい。

ただ、終盤の展開が安易だったのと、あれ!?と肩すかしを食ったところもあったので、私としては、少し残念でした。
チャイコフスキーとユダヤ人って、何か歴史的因縁でもあるのか?、それともこの映画の中だけか、音楽に詳しくないのでそこはよくわからなかった。

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aotokage

4.0軽く家族で見れる映画

2010年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

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ゴリラちゃん

5.0ラストの12分で演奏される運命のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が、凄く心にしこんで、ホロリとさせられました。

2010年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

“のだめ”に感激した皆さん、愉快でホロリとさせるオーケストラのお話しがパリにもう一つあったのです!
 本作は、フランスで名作『コーラス』に匹敵するくらいの大ヒットを飛ばした作品です。一応コメディにはなっていますが、後半に明かされる主人公の指揮者が背負ってきた過去の重さはなかなかシリアス。だから、余計にラストの12分で演奏される運命のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が、凄く心にしこんで、ホロリとさせられました。この部分だけで、聞いたとしても、本作の醍醐味が味わえることでしょう。
 現在の演奏シーンと、過去の経緯をつなぐカットバックの仕方が巧みで、コンパクトにネタバレをまとめながら、エンディングに持って行った演出手腕もなかなかのものだと思います。

 冒頭からして、ギミックに満ちた始まりでした。モーツアルトのピアノ協奏曲第21番の第2楽章の練習風景から入ります。これが凄い名演奏なんですね。天にも昇る心地です。私服で指揮を執っているアンドレ。でも次の瞬間、彼は指揮台でなく、2階の観覧席の侵入して、勝手に指揮をするフリをしていたのでした。昔天才指揮者として名声を馳せたアンドレでしたが、この30年間というものの彼が指揮台に立ち続けたモスクワのボリショイ劇場のそうじ係に成り果てていたのです。
 なんでアンドレがそうなったのか、明かされていくというのが伏線としてのお話しです。

 しかし、アンドレは指揮者としての夢を諦めていませんでした。パリのシャトレ劇場から届いたサンフランシスコ交響楽団の代演依頼のFAXを盗んで、かつての楽壇の仲間たちを集めて偽ボリショイ交響楽団をシャトレ劇場に送り込もうと企んだのです。
 コメディータッチで「あり得ないだろう!!」というエピソードの連続ではあります。 本当にバレないでパリ公演を開催出来るか、全員のパスポートや楽器はどうするのか、予告を見た段階から気になっていました。でも、きちんとした伏線があられており、なるほどそれならアリかも思わせてくれる展開で満足しました。
 例えば、自分を追い落とした張本人の共産党幹部を交渉役に立てて、シャトレ劇場に信用させたり、アンドレの妻が持ってきたマフィアの結婚式の仕事から渡航費用のスポンサーを見つけたり。そして、昔の仲間たちも探し出したら、みんな30年間ブランクがありつつも、かなりのポテンシャルを持った演奏技術をキープしていたのです。

 天才指揮者の復活を書けた大ばくちとしてのパリ公演。序盤はそんな話に見えました。しかし、アンドレにはメンバーにも内緒にしていたもう一つの目的があったのです。そしてシャトレ劇場の演目に選んだチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」には、アンドレにとって、30年前のある事件の因縁があったのです。
 30年前にアンドレは、ブレジネフのユダヤ人楽団員追放に反抗したため、当時の楽団員と共に追放されてしまいました。しかも、絶頂期の海外公演の時に。その時の演目が、この曲だったのです。
 この弾圧は、その公演で組んでいたソロバイオリニストも巻き込んでしまいます。捕まった彼女は、アンドレに生まれたばかりの一子を託し、その後死ぬまで収容所生活を余儀なくされてしまいました。それ以来アンドレは、ずっと彼女のことを見殺しにしてしまったことを悔やみ続けていたのです。
 せめてもの償いとして、いつかもう一度「ヴァイオリン協奏曲」の指揮をして彼女にの無念に報いたいとアンドレは、思い描いてきたのでした。そう彼女の残された娘をソロバイオリニストに立てて・・・。

 そんなアンドレが時折大切そうに、空き箱から取り出すのは、ひとりの女流バイオリニストの写真や記事、そしてCDの数々でした。その名前は、アンヌ=マリー・ジャケ。トップクラスの女流バイオリニストでして名声を確立していました。そのアンヌを当日のソリストとしてアンドレは指名しました。これにはシャトレ劇場も大喜び。実際に、伝説の指揮者アンドレとアンヌのカップリングは、チケットも完売となるほどの大きな話題となったのです。

 しかしアンヌのマネージャーのギレーヌは、アンドレの共演を当初拒み続けたのでした。なにやら訳ありです。アンヌもチャイコフスキーを弾かないことにしている自分を巨匠がどうして選んだのか、その理由を迫ります。
 アンドレは、アンヌにこの公演は、自分にとって『告白』なんだという謎めいた言葉を残します。そして、30年前に起きたこの曲の因縁を打ち明けて、アンヌに当時のソリストのような理性を超絶した演奏を要求したのです。でも、そんな演奏は無理と、アンヌは出演をドタキャンしてしまいます。
 落ち込むアンドレを打開すべく、仲間の楽団員は、単身アンヌの事務所に乗り込んで、こう断言しました。出演したら、君の本当の両親が分かるよと。

 アンヌがドタキャンしたくなった一因にもう一つ、リハーサルが出来なかったこともありました。
 楽団員の多くはユダヤ人で、彼らは商売熱心。「パリに行く」ということにそれぞれの思惑があって、本気で演奏を成功させようと思っている人間は少なかったのです。本番ギリギリまで、姿も現しませんでした。
 当然リハなしではじまった本番は、『書道ガールズ』もびっくりのバラッバラ!アンドレが観念したその時、天から舞い降りるかのように、アンヌの独演が始まり、付け焼き刃の楽壇にとんでもない「奇跡」を呼び込むのでした。

 演奏中アンドレイとアンヌがアイコンタクトで意志を通わせていきます。それはまるで30前に起きた本作の背景を全て告白しているかのようでした。

 本作は、「究極のハーモニーとは何か」がテーマになっています。社会からスポイルされて、一度は自信も未来も失っていた楽団員たちが、もう一度価値のある人間になろうとします。全員が自分自身の「究極のハーモニー」を見つけ出すために、たとえ一瞬でも、演奏を通じて、まだ夢を見る力があるんだと頑張ります。それが繋がって、奇跡を起こすハーモニーになっていくところが感動的なんですね。

 指揮者のアンドレイが劇中でこう語ります。「オーケストラは世界だ!」本当に、そこにはあらゆる人生が潜んでいました。音楽ってすごいし、ミューズの美の女神の微笑みを感じます。

追伸
 物語の伏線として描かれているブレジネフによるユダヤ人知識人への弾圧政策の元で、実際にボリショイ劇場のユダヤ人と庇ったロシア人楽団員の多数が映画のように職を失ったそうです。本作を書き下ろした監督は、楽団を解雇されて苦渋の人生を味わった人たちを励ます意味で、本作の脚本を描いたそうです。

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流山の小地蔵

3.0もっと夢をみさせて!

2010年5月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

もっとどっぷりと疑似体験の世界に浸りたかったのに… 私には、このストーリー展開では、ついていけませんでした。

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とっぴん

4.5ヴァイオリンも泣くんだねー

2010年4月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

ロシアの旧体制派に解散に追い込まれ、バラバラになった楽団のメンバーが再結集していくストーリーは、壊れ物を修復する楽しさに通じるものがある。
その楽団員がパリで行方不明になるなど、ドタバタも可笑しい。てんでにパリを満喫する団員たちの招集に失敗したアイテムが、土壇場で団員たちの心をひとつにする演出にもひねりが効いている。
クライマックスのチャイコフスキー[ヴァイオリン協奏曲]は、甘美で切なくて、それでいてダイナミック。ヴァイオリンという楽器も泣くんだねー。
寄せ集め楽団の感動物語だが、随所に笑いのセンスが活きた秀作。

そして・・・、感動の裏では数々の悪さもあったりする。まず窃盗罪、つづいて詐欺罪が、そして公文書偽造と密航の罪、さらには監禁罪まで重なる始末。お腹を抱えつつ、最後は涙してください。

p.s.1 アンドレの妻(アンナ・カメンコヴァ)がいい。アンドレを理解し、尻を叩く。
p.s.2 協奏曲の旋律がしばらく耳からはなれない。知らぬ間に口ずさんでる。

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マスター@だんだん

4.5心をゆさぶるチャイコフスキー

2010年4月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

今まで聞いたどのチャイコフスキーよりも、感動しました。
普段クラシックを聞かない人にぜひ見てもらいたい!
「音楽ってすばらしい」って思えます。

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冬椿

4.5美しいバイオリンにうっとり

2010年4月13日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

美しいバイオリニストの奏でるチャイコフスキーの協奏曲にうっとりです。舞台のシャトレ座も美しい。内容は喜劇で楽しいです。出てくるロシア人がみんな結構フランス語がうまいのはなぜ?

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jojina

4.5Be happy

2010年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

この映画なかなか面白かったです。
ロシアのことあんまし知らないのですが、こんなことがあったんだ・・・と思いました。
ユダヤ人への迫害はナチスドイツだけのお話では無いのですね。

フランス映画なのですが、半分ロシア語でした。
ロシアの現状?や、共産主義やロシアマフィアなども出てくるのでも少し勉強しておくのだった・・・と後悔。

でも、とにかく、登場人物は皆逞しいのです。
その逞しさといったら!!
思わず笑ってしまいます。
そして、happyな気持ちになります。

オーケストラもすばらしいのでぜひ映画館で観て聴いて感じて下さい~。

多分のだめでもご存知な方がいるでしょうが・・・
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が頭から離れません~♪♪

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marilyn

5.0期待以上!のだめファンの方も是非☆

2010年3月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

2010 フランス映画祭にて。

フランス映画祭で上映されてるんだから全編フランス語か、と思いきやの、半分ロシア語作品。

近くて遠い国、ロシア。
KGBとかプーチンとかなんか怖い‥‥作品もおそロシアな雰囲気かと思いきや、登場人物になんか親近感?ロケ地のモスクワにいつか行ってみたい‥☆と思わせてくれます。

クラシックファンにもロシア映画ファンにもフランス映画ファンにも愛される作品だと思います!

ストーリーも比較的わかりやすいし、本当に心の底からHappyな気持ちになれて、本当に観て良かった!一人で観てるのに映画館で感動のあまり泣きそうになったのは初めてでした。

TVでもDVDでも良いですが、是非、迫力ある音とスクリーンで楽しんで頂きたい映画です!

Vive le Concert!!!

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krtek