X-ファイル/真実を求めて : 新作映画評論

現在の掲載作品数23649

映画

X-ファイル/真実を求めて

劇場公開日 2008年11月7日
RATE
RATE A-
X-ファイル/真実を求めてのレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
X-ファイル/真実を求めてをクリップ
  • X-ファイル/真実を求めての作品情報
  • X-ファイル/真実を求めての注目特集
  • X-ファイル/真実を求めての映画評論
  • X-ファイル/真実を求めての予告動画
  • X-ファイル/真実を求めてのフォトギャラリー
  • X-ファイル/真実を求めてのDVD
  • X-ファイル/真実を求めての映画レビュー
  • X-ファイル/真実を求めてのグッズ
  • X-ファイル/真実を求めての知恵袋
  • X-ファイル/真実を求めてのつぶやき

X-ファイル/真実を求めて 11月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー

TV版のファンなら腑に落ちるに違いない

「ああ、その通り、確かにこうでなくてはならない」と、TV版のファンなら腑に落ちるに違いない。この劇場版第2作は、TV版から劇場版第1作で描かれたエイリアン系の政府陰謀モチーフを排して、それ以外の「X-ファイル」の真髄を凝縮したものになっている。

まず、メイン・モチーフの予言者ネタは、実はこのシリーズの得意技。製作総指揮のクリス・カーターによる傑作選全8作中、2作がこのネタだ。そしてプロットも、予言者が本物かを巡り、肯定的なモルダーと懐疑的なスカリーが対立するという定番通り。そこに幼児虐待や臓器移植といった時事的なモチーフが2つ、3つと絡んでいく。ロケ地も、シリーズの初期ロケ地だったバンクーバーをあえて選択、映像はTV版初期にも増して冷たく、暗い。そして、エンドクレジットの後には、ファンなら感無量のサービスシーンも待っている。

そのうえで、映画版のテーマは、TV版の一歩先へと踏み込む。「信じる」とは、人間にとっていかなる営為なのか。実は、事物の真偽とは無縁なところで発生するものなのではないか。本作はこれを、スカリーを通して描いていくのだ。この点において、この映画はTVシリーズの番外編以上のものになっている。

平沢薫

ブックマーク: Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに追加する livedoorクリップに登録する Buzzurlにブックマークする newsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

(C)2008 Twentieth Century Fox Film Corporation

- PR -

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...