「X-ファイル」コメディアニメに　オリジナル版クリエイターが製作

写真提供：アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　米FOXが、伝説のSFドラマ「X-ファイル」のスピンオフシリーズを準備していることがわかった。新作「The X-Files: Albuquerque（原題）」はコメディアニメで、オリジナル版クリエイターのクリス・カーターが制作総指揮を務める。

実写ドラマ「X-ファイル」は、超常現象が絡む事件の真相を探るFBIのモルダー捜査官（デビッド・ドゥカブニー）とスカリー捜査官（ジリアン・アンダーソン）を描き、大ブームを巻き起こした。米TV Lineによれば、アニメ版はモルダーとスカリーが主人公ではなく、ふたりが調査するのもバカバカしくなるような狂った超常現象事件に取り組む、はみ出し者捜査官たちの部署を描く。

Netflixアニメ「パラダイス警察」のロッキー・ルッソ＆ジェレミー・ソセンコがパイロット版の脚本を執筆し、カーター、オリジナル版脚本家のゲイブ・ロッターと制作総指揮を務める。アニメーションスタジオBento Boxがアニメ制作を手がける。

オリジナル版「X-ファイル」は、FOXで1993～2002年に9シーズンにわたって放送され、16年に復活して2シーズン放送された。また、98年の「Xファイル ザ・ムービー」と08年の「X-ファイル　真実を求めて」という2本の映画版も製作されている。