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X-ファイル/真実を求めて
神をも恐れぬ禁断の惨劇――“未知の恐怖と謎”が、壮大なスケールで甦る!
93年~02年に制作された人気TVシリーズ「X-ファイル」の劇場版最新作が遂に日本上陸! あの「X-ファイル」が21世紀バージョンになって甦る。あの頃夢中になったあなたも、名前しか知らないあなたも、この劇場版で「X-ファイル」の魅力が満喫できる!(文・構成:編集部)
TV版の魅力は映画版にもそのまま踏襲されている。あの番組の魅力を再確認!
「24」も「プリズン・ブレイク」も「HEROES/ヒーローズ」も、「X-ファイル」の要素を踏襲した分身的存在 。海外TVシリーズというジャンルで初めて日本全国規模の大ブームを巻き起こしたのが「X-ファイル」。95年にレンタル開始、同年テレビ朝日系のゴールデンタイムで放送されて驚異の高視聴率を記録した。
基本的には1話完結の謎解きミステリー。扱うネタは超常現象だが、人間であることよりも自ら怪物であることを選ぶモンスター、特別な能力を持つゆえに幸福になれない超能力者、自分自身の心の闇に捕らわれてしまう犯罪心理分析官など、物語の奥行きが深いのが本作の魅力。ネタのユニークさや、謎解きのみに終始する昨今の同ジャンル番組とはひと味違う。
実際のUFO目撃事件や人狼などの都市伝説を元ネタにしているのも本作の魅力。その元ネタが何かを探るのも通の楽しみ方だ。
性格が正反対の2人が、お互いに惹かれながらなかなか接近できない。このもどかしい関係も本作の魅力。このモチーフは後発の他のTVシリーズにもよく使われている。
TV版に引き続き、本作を監督するクリス・カーターの誕生日が10月13日なので、時間や部屋番号に「10:13」「113」が頻出するなどスタッフのお遊びがいっぱい。また、#112「海の彼方に」でスカリーの父が彼女を呼ぶときのニックネームが、ハーマン・メルビルの古典名作「白鯨」からの引用だったり、#512「吸血」に出てくる町の名、チェイニーが、「オペラ座の怪人」(25)などで知られる怪奇映画の名優ロン・チェイニーの引用だったりと、小説や映画が元ネタのトリビアを探すのもこの作品の醍醐味。
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これだけ分かっていれば、番組をすべて忘れていても、見たことがなくても大丈夫!
この映画の原題のサブタイトルは、モルダーの机に貼ってあるUFOが飛行している図柄のポスターに書いてあるコピー。意味は「僕は信じたい」。この邦題案をTSUTAYA Onlineで募集したところ、なんと2万通以上の応募が殺到、今も衰えない本作の人気を証明した。
FBIの中にある未解決事件の捜査を記録したファイル。超常現象的な事件が多く、担当者はモルダーとスカリーの2人のみ。
FBI捜査官。12歳の時に8歳の妹サマンサがエイリアンに誘拐されるのを目撃、この事件の真相の解明が使命となる。超常現象については肯定的。
FBI捜査官。医学と物理を学んだ科学至上主義の現実家。モルダーとは反対に、超常現象や地球外生命体など、科学的根拠のないものは一切信じない。
TV版は、全シリーズを通してエイリアン絡みの政府の陰謀が明らかにされていった。が、今回の映画版はこの陰謀とは無関係の独立したエピソード。
TV版最終話の全米放送は02年。現実でも年月が経ったのを反映して、映画の舞台も最終話の数年後。当時ではなく現在の物語なのだ。ドラマは、モルダーとスカリーが“X-ファイル”を離れ、別の場所で生活しているところからスタート!
上で再確認した「X-ファイル」のオイシイところは健在。モチーフも本家番組でおなじみの超能力者系、シリアルキラー系、マッド・サイエンティスト系が使われている。
番組最終話から数年経ってさらに関係が進展? 今回は意味深に見つめ合って会話する2人の姿などが見られ、2人の恋愛関係が気になるファンにとっては大きな見所のひとつ。
とりあえず、モルダーが立ち寄る店の店名と、彼のケータイのアドレス帳は要チェック。あのキャラを演じた俳優が別の姿で登場するなど、お遊び満載だ。
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