劇場公開日 2009年8月7日

  • 予告編を見る

「燃える!“おっとこの子のための映画!”」G.I.ジョー mori2さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0燃える!“おっとこの子のための映画!”

2009年8月13日
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

この夏、最高のアクション超大作!ハッキリ言って、“超おバカ映画”ですよ。でも、こんなのは日本では作れません。コレ作っちゃうんですもんね~。さすがハリウッド!

 “G.I.ジョー”とは、もともとアメリカのハズブロ社が販売したオモチャ、“男の子向けの人形”…今風に言うと“アクション・フィギュア”でございます。この映画は、そのオモチャと同じポリシーを貫いて作られております…そう“男の子向け!”。
 “謎の組織”、“最新鋭のメカ”、“敵の組織に謎の女”、”悪の科学者、“秘密基地”、“忍者”、“世界の危機”etc,etc…。『これでもか!』と言わんばかりに、男の子がワクワクするテーマがテンコ盛り。もう、最高でございますよ。いやあ、よう作ったね~スティーブン・ソマーズ!「ハムナプトラ3」降りて正解!『往年の“ジェームズ・ボンド映画”を目指した』ってことらしいんですが、納得。よう出来てますわ。“ハイグレードな戦隊もの”とも言えるかも?とにかく吾輩のような(?)男の子なら、映画館で狂喜乱舞すること間違いなしです。

 前述しておりますが、基本的には間違いなく“超おバカ映画”(←最大級の“褒め言葉”(^^;)です。ストーリーなんかペラっペラに薄っぺらいですし、ツッコミどころ満載!…『世界最強に失敗はない』って言っておきながら、基地は襲撃されるわ、ブツは奪われるわ、エッフェル塔は倒されるわ…何回失敗しとんねん?!(^^;『批評家からのウケはよくなかった…』って小耳にはさみましたが、そりゃそうでしょう。何を評価するって~の?こんな“ドッカンドッカン映画”(^^;。低評価はある意味しょうがないと思います。でも、そんなことはこの際どうでもイイのです!まるで“「チームアメリカ★ワールドポリス」の実写版”のような(そういえば、あの映画でもエッフェル塔、倒してたな~(^^;)、この映画のテイストが吾輩は大好きです。ハリウッドはやはり凄いですね~。超大作として作っちゃうんですから。映像はスンバらしい!キャストには金掛かってないな~。日本でコレやると、どうしても“スーパー戦隊モノ”レベルで終わっちゃうでしょうから。もお、吾輩は断然応援しますよ!

~追記~
 続編、絶対出来ますね。でもあの終わり方では、この先チョット不安…。
~追記②~
 作中、かなりおかしな東京が出てきます。イ・ビョンホンの役は、出来れば日本人にやってもらいたかった…(だって、忍者やで!)。

mori2