フォーエバー・フィーバー

解説

70年代を舞台に、ダンスに熱中する若者たちの姿を描く青春ドラマ。監督・脚本・製作は本作が監督デビューとなるグレン・ゴーイ。撮影は「プリシラ」のブライアン・ブレニー。音楽は「プリシラ」のガイ・グロス。出演はエイドリアン・パン、メダリン・タンほか。

1998年製作／95分／シンガポール
原題：Forever fever
配給：ファブ・フィルムス
劇場公開日：2000年7月8日

ストーリー

1977年。ホック（エイドリアン・パン）はしがないスーパーの店員。楽しみはブルース・リーの映画を観ることと新型のバイクのチェックだけだったが、ある日ディスコ・ダンス映画を観てホックはたちまち夢中に。ダンスコンテストに優勝すれば、五千ドルの賞金が手に入り、バイクを買えるのだ。幼なじみのメイをパートナーにダンスの腕を上げるホックだが、美しいジュリー（アナベル・フランシス）にコンテストのパートナーになって欲しいと頼まれＯＫしてしまう。コンテストではジュリーの元パートナー、リチャード（ピエール・プン）に嫌がらせをされあやうく棄権の羽目に。危機一髪で妹に助けられダンスコンテストに優勝するが、だが、ホックはその賞金を弟の性転換手術の費用にした。バイクの夢から卒業したホックは、本当に愛する人・メイの元へ駆けつけるのだった。