フォー・ウェディング

劇場公開日:

解説

4つの結婚式と一つの葬式をモチーフに、真実の愛を見つける男女の姿をコミカルかつロマンティックに描いたラヴ・ストーリー。ロンドンでの豪華な式、カントリーサイドでの自然の中での式、スコットランドでのトラディショナルな式など、イギリス各地でロケーション撮影された、数々の英国式結婚式の風景が見もの。監督は「白馬の伝説」のマイク・ニューウェル。脚本とエクゼクティヴ・プロデューサーは「彼女がステキな理由」のリチャード・カーティスで、11年間に65回もの友人の結婚式に出席した経験に基づき、「これまで無駄にした土曜日への腹いせに」脚本を執筆したという。製作は「ダーククリスタル」などでジム・ヘンソンのパートナーを務めたダンカン・ケンウォーシー。撮影はマイケル・コールター、美術はマギー・グレイ。音楽はオリジナル・スコアをリチャード・ロドニー・ベネットが書き、ウェット・ウェット・ウェットの主題歌『愛にすべてを』ほか、エルトン・ジョンなどの挿入歌が全編を彩る。主演は「日の名残り」のヒュー・グラントと、「バッド・ガールズ」「ショート・カッツ」と出演作が相次ぐアンディ・マクドウェル。

1994年製作/イギリス
原題または英題:Four Weddings and a Funeral
配給:東宝東和
劇場公開日:1994年10月8日

ストーリー

チャールズ(ヒュー・グラント)は生粋のイギリス人気質が災いして、自分の気持ちを素直に表現することの苦手な32歳の独身男性。ハンサムでリッチで、女性にもモテるのに、隣にいる女性が本当に生涯を共にする相手なのか自信が持てず、結婚となると逃げ腰になってしまう。ある日、友人の結婚式に招かれた彼は、アメリカ人女性キャリー(アンディ・マクドウェル)と出会う。才色兼美でチャーミングな彼女の魅力にまいった彼は、ひと目で恋に落ちる。さっそく果敢にアタックし、幸運にも彼女とベッドを共にした。翌日、彼女は帰国する。チャールズは再び友人の結婚式でキャリーと再会したのを喜んだのも束の間、彼女からフィアンセを紹介される。愕然とする彼に追い打ちをかけるように、結婚を迫られて別れたばかりのヘンリエッタ(アンナ・チャンセラー)に泣きつかれたのをはじめ、パーティは悪夢と化す。キャリーの誘いでパーティを抜け出した彼は、再び彼女とベッドインする。しばらく後、街で偶然、キャリーに再会した彼は、彼女のウェディングドレス選びに付き合わされる。2人はお互いの恋愛観を語り、チャールズは初めて彼女に愛を告白するが、全ては手遅れだった。キャリーの結婚式の当日、年長の友人ガレス(サイモン・カラウ)が突如倒れた。葬式の席で、同性愛の恋人マシュー(ジョン・ハンナ)の弔辞が響く。それはこの世で結婚を許されなかった彼の、愛の誓いだった。チャールズは、結婚とは何だろうと思い悩む。彼は迷いを捨てて、ヘンリエッタとの結婚を選んだ。ところが、式の当日5分前に現われたキャリーが、彼に離婚したと告げた事から、チャールズの心は再び激しく惑わされる。とうとう彼は式の席上で、結婚の誓いを破棄してしまい、チャールズはヘンリエッタに殴られて式は閉幕。彼はキャリーに今度こそ結婚を申込むと彼女も承諾し、2人の結婚式が執り行われた。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第52回 ゴールデングローブ賞(1995年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ヒュー・グラント

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アンディ・マクダウェル
最優秀脚本賞 リチャード・カーティス
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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

3.0結婚がテーマのコメディ

2024年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

リチャードカーティスが脚本にしては全然好きじゃなかった映画。 1994年のイギリスで、ほとんど一目惚れ同士が永遠の愛を誓うというストーリーの可愛らしさは好きなはずなのに。 とにかく前半の主人公2人が気持ち悪くて。。。。女優さんの役がどうにも好みじゃなく?気持ち悪い女だなと思ってしまうせいだとは思います。。。

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lanachama

4.0リーバス警部がMr.ビーンと共演!

2024年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

3.0滑稽な英国人

2023年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

 ラブコメ語る柄じゃないし積極的に観るほうでもないのでストーリーについてとやかく言うのは遠慮したいと思います。が、この作品については2点言及させてください。  一つ目。イギリス映画でありながら滑稽で下品な英国人がいっぱい出てきます(住んでたことありますがホントそうなんです、この人たち)。特に前半はその描写がテンポよく自虐さが潔くて子気味イイです。文化的なシーンもあったりしてイギリスを知るには良い映画です。  そして二つ目。ヒュー・グラントです。二枚目が三枚目を演じると嫌味っぽくなりがちなのですが、この人の場合は味があるというかなんというか惹きこまれます。ストーリーが多少しょーもなくても(あっ、言うてしもたっ)、この人がいることによって最後まで観てられます。  ということで結論。ラブコメ好きもそうでなくても、まだ観られていない方、一見の価値ありかもです。

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おまつ

2.0二つのポイント

2022年8月31日
PCから投稿

① 良くも悪くもイギリス映画です。イギリスは王族、軍人、スパイが主役だと格調高いですが、庶民が出てくるとアメリカに比べて地味、野暮、どんくさい。それが好きな人にはいいでしょう。 ② 話が破綻してます、評価が低い理由はそこにあります。人非人の自己中男の話で不愉快。 1点でもいいけど、小難しくはないので2点です。

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越後屋