ファニーとアレクサンデル
ホーム > 作品情報 > 映画「ファニーとアレクサンデル」
メニュー

ファニーとアレクサンデル

劇場公開日

解説

スウェーデンの古い大学町ウプサラを舞台にブルジョワ階級エクダール家の人々の姿を1970年のクリスマスから約2年間の流れの中で描く。全5部より構成されている。エグゼキュティヴ・プロデューサーはヨルン・ドンナー。監督・脚本は「秋のソナタ」のイングマール・ベルイマン。撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はダニエル・ベル、美術はアンナ・アスプが担当。出演はグン・ヴォールグレーン、エヴァ・フレーリングなど。

ストーリー

〈プロローグ〉大邸宅の一室でただ一人、人形芝居に興じる少年アレクサンデル・エクダール(バッティル・ギューヴェ)。彼は、亡霊を目撃することができる幻視の力の持主である。 〈第一部・エクダール家のクリスマス〉スウェーデンの地方都市ウプサラ。1907年のクリスマス・イヴ。富裕な俳優で劇場主のオスカル・エクダール(アラン・エドヴァル)は、キリスト降誕劇を上演している。妻で女優のエミリー(エヴァ・フレーリング)、彼らの子供アレクサンデルとその妹のファニー(ペルニラ・アルヴィーン)も出演している。劇の後、クリスマス・パーティが催された。中心人物は、もと女優であり、今日の栄華を築いたオスカルの母ヘレナ(グン・ヴォールグレーン)だ。彼女の三男、つまりオスカルの弟で土地一番の菓子店を経営するグスタヴ・アドルフ(ヤール・キューレ)が料理の指揮をとり、一方、次男の大学教授カール(ボリエ・アールステット)は酔いどれている。彼の家計は火の車で、ドイツ人の妻リディア(クリスティーナ・ショリン)にぐちを言い、なじる。グスタヴは、寛大な妻アルマ(モナ・マルム)公認で、召使いのマイ(ペルニラ・ヴァルグレーン)を愛人にしている。こうした大家族をひきいるヘレナは、パーティの後、一人残って、昔彼女の愛人だったイサク(エルランド・ヨセフソン)に、息子たちの話をする。 〈第2部・亡霊〉年が明けて、二月上演の『ハムレット』を劇場でリハーサルしていたオスカルは、過労のため突然倒れ、死んでしまう。ヴェルゲルス主教(ヤン・マルムシェー)の手で盛大に葬儀が行なわれた。父オスカルの亡霊を目撃するアレクサンデル。 〈第3部・崩壊〉オスカルの遺言で劇場をひき受けたエミリーは、努力するが、一年後、不入りから空しく劇場から手をひくことにする。ある日、アレクサンデルは、母がヴェルゲルス主教と結婚することを母自身から聞き、ファニーと共にエクダールの家を去り、主教館に移った。主教の母ブレンダ(アリアンヌ・アミノフ)、妹ヘンリエッタ(カースティン・ティーデリウス)、そして病気で寝たきりの叔母エルサ(ハンス・ヘンリック・レールフェルト)を紹介されたエミリーと子供たちは、この主教館をつつむ暗い空気に驚く。さらに華美に生活することを恐れる主教は、彼女たちに質素な生活と精神生活を強いた。 〈第4部・夏の出来事〉翌年、別荘でくつろぐヘレナのもとにエミリーが訪れ、結婚は失敗だった、離婚したいが夫が許さないと、苦悩を訴えた。アレクサンデルとファニーは屋根裏部屋にとじ込められ、主教の娘たちの亡霊におびやかされる。 〈第5部・悪魔たち〉エミリーの訴えを気にしていたヘレナはイサクに相談し、イサクの計らいで、子供たちは脱出に成功、イサクの家に預けられる。子供たちに去られ、アールとグスタヴの訪問で離婚をほのめかされた主教は、夜、寝つかれず、エミリーに心情を吐露する。彼女は主教の飲物に睡眠薬を入れ、彼は眠りに陥った。その頃、エルサの部屋のランプが倒れ、館は火に包まれた。主教も焼死する。 〈エピローグ〉エミリーはなつかしい劇場を訪問した。春になり、マイはグスタヴ・アドルフの子供を産んだ。エミリーはストリンドベルイの新作『夢の戯れ』の台本をヘレナに渡し、いっしょに演じたいと告げるのだった。...

作品データ

原題 Fanny och Alexander
製作年 1982年
製作国 スウェーデン・フランス・西ドイツ合作
配給 東宝東和

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第56回 アカデミー賞(1984年)

受賞
外国語映画賞  
撮影賞 スベン・ニクビスト
衣装デザイン賞 マリク・ボス
美術賞  

第41回 ゴールデングローブ賞(1984年)

受賞
最優秀外国語映画賞  
ノミネート
最優秀監督賞 イングマール・ベルイマン

関連ニュース

関連ニュース

映画レビュー

平均評価
4.2 4.2 (全1件)
  • すべての映画レビュー
  • 映画レビューを書く
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi