地下室のメロディー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

フランス映画界の2大スター、アラン・ドロンとジャン・ギャバンが共演を果たし、カジノ襲撃計画の顛末をスリリングに描いたクライムサスペンスの名作。5年の刑期を終えて出所した老ギャングのシャルルは、かつての仲間マリオから、カンヌのパルムビーチにあるカジノの賭金を強奪する計画を持ちかけられる。刑務所で知り合った青年フランシスと彼の義兄ルイも仲間に引き入れ、周到な準備の末に計画を実行に移す。首尾よく大金を奪い去り完全犯罪は成功したかに思えたが、思わぬ事態が起こり……。

1963年製作/121分/フランス
原題:Melodie en sous-sol
配給:ヘラルド
劇場公開日:1963年8月17日

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映画レビュー

3.5スタイリッシュ

2024年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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なにわ

3.0冒頭の再開発で激変した自宅周りのシーンは、新しい社会体制になじめない人物像の象徴?

2023年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もう60年も前の作品だが、
最初に観たのが映画館だったのか、
TVだったのか、
かなり前のことで記憶も定かではない。
ただ、ラストシーンのプールに金札が浮かぶ
場面だけを印象的に覚えていたが、
耳馴染み深いテーマの音楽も含め
ネームバリューもある作品だったので、
TV放映を機を再鑑賞した。

冒頭の再開発のために自分の家を
なかなか見つけられないシーンに驚いた。
かつての街の面影を全て無くしてしまう
再開発とは何なのか、
少しばかり建築の世界に身を置く者として
考えさせられたが、
映画の構成としては、
このシーンとこの後の物語の関連性が
良く分からなかった。
新しい社会体制に着いていけない人物像を
象徴するためだったのだろうか。

さて、この後の展開は、
各場面に何故そうなったのかのモノローグを
かぶせる編集に上手さを感じ、
分かりやすく鑑賞は出来た。

しかし、
犯罪場面での違和感が全くない訳ではない。
シャルルの家は豪邸で
金持ちでも在るようなのだが、
資金の必要な犯罪で、高級車の手配や
高級ホテルでの長い滞在費などを、
合計8年も刑務所にいても手配出来たとする
ための単なる設定だったのか。
そもそも犯罪で築いた財産だったら
妻に渡した財産でも実刑判決の段階で
財産没収されないのだろうか。
また、カジノのオーナーが金庫室へ行く
EVの前室に入った時、
外の人間からわざわざ見えるように
何故ドアを開け放しにする
不自然な設定にするのか。
更には、ドロンが通風ダクトを這いずる際、
彼が室内を見下ろせるように
金網部分を設けたが、
ダクト内で引き摺ったゴミが
落下する心配はなかったのか。
等々の些細なことが気になってしまった。

ギャバンとドロン二人の共演が魅力的で、
ラストシーンも印象的な作品だが、
何かと細部が気になり、それらが
没入を妨げる鑑賞となってしまった。

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KENZO一級建築士事務所

3.5ジャンギャバンとアランドロンの共演作

2023年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジャンギャバン扮するギャングのシャルルは出所して周りの環境がすっかり変わってしまったため自分の家が分からなかった。シャルルは仕事を 前にアランドロン扮するフランシスヴェルロットらを仲間に引き入れた。
ジャンギャバンとアランドロンの共演作。アランドロンのプレイボーイぶりが板についていていいね。

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重

5.0水の泡

2023年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

ラストシーンが有名な犯罪ドラマで、映画館で観たときは驚いた。
出所した主人公(ジャン・ギャバン)は最後の大仕事に取り掛かる。
これまでは一人でやってきたが、今回はチームが必要だった。
誘った男(アラン・ドロン)は女にはルーズだが、仕事はできそう。
カジノの売上金を狙うのだが・・・。
盗みの過程も丁寧で、二人の心理もよくわかる。

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いやよセブン
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