見たい度推移(赤線は公開日)


マンハッタンにほど近い静かな街ギャリソン。ニューヨーク市警の多くの警官が住み“コップランド”と呼ばれるこの街は、ベテラン警官レイによって支配されていた。ある夜、警官ハビッチが暴走車を運転する黒人青年を誤って射殺する。混乱したハビッチは川に身を投げ、彼の伯父レイによって事件は警官の殉死という形で片付けられる。そんな中、耳が不自由なため警官になれなかった保安官のフレディは、死んだはずのハビッチを目撃する。不審を抱くフレディの前に、やはり事件に疑問を抱き始めていた内務調査官モーが現れ、捜査協力を依頼。義務感と権力の間で苦悩するフレディは次第に追い詰められていく……。豪華スターの競演で、B級サスペンス風のストーリーを丁寧に語った異色作。その意外性もさることながら、スタローン扮する主人公を待ち受ける空白のクライマックスと空虚なラスト・シーンの哀切さが、映画の味わいを非凡なものにしている。“正義の誘惑”を体現したデ・ニーロの存在感もユニークだ。




