グレムリンのレビュー・感想・評価
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子供向けなのかよくわからない
久しぶりに鑑賞したが、記憶していたよりもグロくて残虐なシーンが多いことに気づいた(笑)
自分は子供のときに何度も見ていたが、子供に自信を持って薦められるかと言われるとかなり微妙。
例えば、この年代のクリスマスコメディ映画であるホーム・アローンなどとノリが近い映画であるように感じるものもあるが、こちらはコメディというよりホラーのテイストが強いので大人向けなのだと思う。
でも、クリスマスに見る映画としては面白い。
「うげぇ、何あれ気持ちワリー」とかいいながら、みんなで見るのも楽しい映画なので自分は好き。
とにかく可愛い
僕の記憶の中では
グレムリン達は喋ってなかったと思うのだけど、
久しぶりに子どもたちと観たらめっちゃ喋ってた。
可愛さは変わらずだった。
CGにはない存在感。
ぬいぐるみ的温もりを感じられた。
カメラワークもCG全盛の今にはない工夫があって、
楽しかった。
映画マンたちの工夫や技術にみんなで作ってる感じが
して映画って良いなぁと思いました。
とは言うものの、
CGでバリバリ動くギズモも見てみたい。
今じゃ考えられないお母さんの残虐性が一番怖かった。
これを自分が子どもの頃普通に観てたんだと思うと、
規制やなんやらで厳しいんだなと思った。
創意工夫と絶妙なバランス感
1984年の作品。
当然CGなんて使われていないのですが、この完成度。
グレムリン達の見せ方や造形に様々な創意工夫が為されていて、全く古さを感じさせない。
ビリーパパの発明品(いちいち笑わせてくれる)、今は普通に商品化されてる物も多いけど、当時は夢のアイテムだったのだろうな、、、。
フッターマンの外国製商品に対する不満は貿易摩擦の描写だし、金融システムへの風刺、多民族国家であるからこその新しいカルチャーや人種問題への畏怖等、様々なメタファも織り交ぜ、ヘビー過ぎるクリスマスの思い出話(コレ聞いた時のビリー、ドン引きしてるよねw )やママンのグレムリン退治描写(害虫退治するとき、ああいう咄嗟の残酷さ出ますよね、、 )等、ひとつ間違えば突散らかしただけで終わってしまいそうな要素を絶妙なバランスで構成して、ファミリー向けホラーに仕立て上げたバランス感覚は本当に素晴らしい。
歴史的資料の価値もある名画です。
懐かしい。大学に入って映画にはまりだした頃の作品。今見てもやっぱり...
懐かしい。大学に入って映画にはまりだした頃の作品。今見てもやっぱり面白い。ギズモ、かわいいのか、そうでもないか、微妙なところが良い。
しかし、ところどころ本当にブラックですよね、そこが楽しい。お母さんのグレムリン退治が強烈インパクト。
大好きなビバリーヒルズコップの面々も出演してたんですね。ビリーが本作のビリーにビリーと声を掛けたとこ、私的におおうけ。
2作目の印象があまりない。見たのかな?確かめよう。今年、3作目が公開されてたんですね。これまた印象が全くない。なぜだろう(笑)
グレムリン
チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。
彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、
モグワイには、
水に濡らさないこと、
太陽光線に当てないこと、
真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。
だが、
この誓いが破られた時、
可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。
かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
とにかくギズモが可愛すぎる。
同時にフィービー・ケイツも可愛かった。
水に濡らさない、
真夜中過ぎに餌を与えない、
光に当てない、
このモグワイを飼う3つの注意事項がとても上手く活用されていて面白い。
クリスマスに起こった大騒動がテンポ良く描かれていて、
箱庭のような町がパニックになる展開が上手に描かれていました。
お母さんがキッチンでグレムリンを次々にやっつけていく所はとても面白い。
ジェリー・ゴールドスミスによるテーマ曲も、
一度聴いたら忘れません。
当時クリスマスシーズンに公開された本作ですが、
同時に「ゴーストバスターズ」「ゴジラ」が公開されて、
3G決戦と言われてました。
全然、古びてない
大人が観ても新鮮で子供向けのようで人は殺すし残忍過ぎる性格のグレムリンが楽しいし映像もショボくなくて寧ろ今の時代だからこそ新しい。
映画館で白雪姫を観ているグレムリンの群れなんか最高だし刑務所を抜け出した囚人みたいだ。
とにかく素行の悪さが逆に愛らしくて気持ち悪いよか可愛く思えてくるキャラが堪らない。
良い子過ぎるギズモも可愛いケド。
元の飼い主に謝る前に主人公家族は町全体に謝罪しなければならないし多大なる損害を与えているのにラストのホノボノとした感じは何か腹が立つし死人も出てる訳で罪は重い。
親父の発明に文句一つ言わない健気な奥さんがグレムリンを一人で三匹も退治する逞しさ。
幼稚園児から小学低学年の子供たちに観せるべき映画だし80年代のアメリカ映画はそんなんがゴロゴロある。
とにかくモグワイとグレムリンのデザインキャラが素晴らしく永遠に廃れないでしょう。
一人だったら絶対に見なかったタイプの映画
友達に連れられたから見た映画。音楽もクリスマスの雰囲気(確か、クリスマスの時期に封切られた記憶がある)も素敵で、でも、面白くて怖くて、楽しかった!そしてギズモがかわいかった❤️
少年のあの頃
ワクワクしながら映画館に行ったのが中学生。妄想大爆発のあの頃にはサイコーの逸品だった記憶があります。この当時は中々にブラックな笑いが流行っていたような気もするし、バブル突入前夜と考えると色々納得できますね。
そんな事は抜きにしても面白い作品。
ぬいぐるみと突然の殺し合い
総合10点 ( ストーリー:10点|キャスト:40点|演出:55点|ビジュアル:50点|音楽:65点 )
飼育方法を誤ったら、可愛かったぬいぐるみが突然爬虫類のような不良になって暴れまわり、いきなり飼い主と愛玩動物間の壮絶な殺し合いに発展する。
仮にイタチやアライグマなどの侵入してきた何かの小動物が家の中で暴れたりしたとしても普通は即殺し合いとはならないと思う。ところが、無能な甲斐性なしの発明家の夫にはやけに寛大な心優しい妻は、モグワイを見つけた途端に豹変して、あらゆる台所用品を用いて躊躇無く戦い殺すことを選ぶ。これにはモグワイがグリムリンに変身した以上に驚いてしまった。
電子レンジに閉じ込めて焼殺したり、二階の窓から年寄りを投げ飛ばして地面に叩き付けたり、あちこちで展開されるそんな陽気で残酷な物語がてんでしょぼい。大人向けにしてはくだらないし、子供向けにしては健全なわけではないし、この作品って対象年齢はどこを狙ったんだろうか。時代的に止むを得ないとはいえ、ぬいぐるみが動くのはかなりぎこちないし作り物感がいっぱい。
これで1984年のスピルバーグのハリウッド大作か。当時のクリスマス前に映画館でこれを観た家族や恋人たちは、どこをどう楽しめば雰囲気が盛り上がったのだろうか。煙突から死臭が漂う話で幸せな気分にはなれそうにないし、このような殺戮の話が娯楽として面白いとも思えない。
グレムリンとは黒人のことでは?
このスピルバーグの代表作を初めて鑑賞。
観ながらふと思った。彼の映画には黒人が出てこない。この作品もしかり。ところが変態し狂暴化したグレムリンのファッション、ダンス、酒やたばこの嗜み方は黒人ではないか。
とすれば、この不思議な生物の飼い方の注意点はそのまま、黒人には光を当ててはならない。黒人には水を与えてはならない。夜中に黒人に食事を与えてはならないということになる。
黒人が自由を得て、社会のあらゆる場に進出してやりたい放題すると、世の中はこの町のパニックのような状況になるから、彼らに自由や夜間の外出許可を与えてはならないのだ。社会のあらゆる不具合、原因不明の故障は黒人のせいかも知れないと疑う必要がある。
グレムリンを黒人と読み替えると、80年代黒人の経済力と文化がアメリカ社会で市民権を獲得しつつあった時期、この流れに警鐘を鳴らすメッセージとなる。
深読みのしすぎだろうか。これが子供の鑑賞も念頭に置いた作品であることが余計にそのような発想を起こさせる。黒人をのさばらせる世の中にするな。君たちの居場所は奪われることになる。と。
もちろん製作した当事者がそのような思想、考えの持ち主なのだと言いたいわけではない。このアメリカ社会の抱える人種問題とこの時代性を考えるとそのように読み解くことも可能だということだ
微妙
良くも悪くもないな…。
「キャラクターデザイン」足す「ストーリー構成」でプラマイゼロってとこですね。
非常にもったいない!
いろいろな場面で、もっと面白くできたであろう箇所がありました。
多分、キャラクター作った勢いのテンションでポポーンと作品を仕上げちゃったんでしょうね。。
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