見たい度推移(赤線は公開日)


1940年、フランス領モロッコのカサブランカで酒場を経営するアメリカ人リック。ある夜、反ナチスのリーダーとして名高いラズロが妻イルザを伴って、リックの隠し持つパスポートを買い取るために店を訪れる。イルザはそこで、黒人ピアノ弾きの歌う『As Time Goes By』を聞いて息をのんだ。イルザとリックはかつてパリで愛しあい、ともにアメリカ亡命を誓った仲だったのだ。この曲はイルザにとって忘れがたい思い出の曲。やむを得ぬ事情のためにリックを裏切った過去を持つイルザは、再び昔の愛がよみがえったことを感じる。リックの胸中も波立つが、追われるラズロにとっては、何よりもイルザが必要であることが痛いほどわかっていた。無記名のパスポートに、リックは二人の名を書き込む……。今さら解説の必要もないほどのクラシックの名画。圧倒的なボギーの魅力、バーグマンもため息の出るほど美しい。


