緑山高校 甲子園編

劇場公開日:

解説

ただ”目立ちたい”という一心で甲子園を勝ち進んでいく、創立したての野球部の活躍を描くアニメーション。週刊ヤングジャンプで1984~1988まで連載された野球ギャグ漫画を全10巻でOVA化。その前半4巻を再編集した劇場公開版。原作者の桑沢篤夫が構成・監修も担当。監督は「鎧伝サムライトルーパー」「新機動戦記ガンダムW」の池田成。声の出演は「紅い眼鏡」の千葉繁。

1990年製作/82分/日本
配給:東和プロモーション
劇場公開日:1990年6月30日

ストーリー

第71回夏の甲子園大会の福島地区予選。創立したての緑山高校野球部は全員一年生チームでありながら予選を勝ち進んでいた。チームワークはゼロの目立ちたがり屋ばかりのスタンドプレー集団にもかかわらず、「大阪見物がしたい」という目的の下、見事優勝。福島地区代表として甲子園球場に立つのだった。1回戦の相手は優勝候補の一つ、強豪「宮島商業」。一回表で4点を先取されてしまった緑山のエース二階堂は、チームの勝利を早々と諦め、自分の為だけに新記録奪27三振に挑戦を始めるのだった…。新記録まで後一つと迫るなか、バッターボックスには宮島商業の巨砲国枝が立つ。果たして新記録は達成されるのか!?

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0なぜだかまた見たくなる

2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 コミックスは最初のほうは読んだ。魅力ある怪物投手二階堂が面白いのだ。チームワークは悪いが皆負けず嫌い。なんとかノリだけで勝ってしまい甲子園へと進む・・・

 初戦はいきなり去年の覇者でもあり優勝候補である広島の宮島高校。初回にいきなり満塁ホームランを浴び、ワンサイドゲームになるかと思ったら二階堂は27連続三振を狙いだしたのだ。それでも23連続、26奪三振と大記録を作るものの試合は負けている・・・「大阪見物がかかってるんだ!」と意気込むメンバー。熱くなること間違いなし。

 なんだか、この続きを見たかったのに、結局は1回戦を勝ってエンディング。続きはテレビを見ろってことなのか・・・

 それにしても80年代から90年代というのはスポ根モノが廃れていった時代。アホなことばかりやっていても根はしっかりしているパターンの漫画が多い。世の男たちも影響を受けているのだろうけど、子供が影響を受けるとしたら、裏にある人知れない努力までは読み取れないのかもしれないなぁ。

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kossy
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