見たい度推移(赤線は公開日)


黒澤明の下で助監督等を務めていた小泉堯史が、高い評価を受けた初監督作「雨あがる」に続き撮り上げたヒューマン・ドラマ。パニック障害という心の病に冒された女医、美智子が、夫の故郷である信州の山村に夫婦で移り住む。自然に囲まれたシンプルな暮らし、素朴な村人との交流によって和らいでいく夫婦の心の軌跡を、繊細に綴っていく。約一年間に及ぶ撮影によって映し出されるのは、光と緑にあふれる、四季折々の懐かしい大自然の風景。その美しさは見事なもので、まるで心が洗われるような感覚になる。人間の本来持っている“善”の側面をしみじみと味わえる良心作。



