嵐を呼ぶ十八人
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嵐を呼ぶ十八人

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解説

皆川敏夫の原案より「秋津温泉」の吉田喜重が脚本・監督した青春ドラマ。撮影もコンビの成島東一郎。

ストーリー

瀬戸内海に面したK市のY造船所。島崎宗夫はK造船所の下請工場、大和田組の社外工であった。或る日、厚生係長村田から寮の管理をすれば特別給与も出すと言われた。月給の大半を酒と賭博で使い果す彼にしてみれば渡りに舟だった。十八人の入寮者、彼等は大阪で食いつめタコ師の森山の手を通して流れ込んで来た札つきの連中であった。花札をひく連中、日出男、やすお、みのる、良夫、あきらや、町の与太者と喧嘩する連中。こうした十八人との共同生活に手を焼く島崎に暖い目を向けるのは飲み屋の娘ノブと村田の妹で高校の教師をしている久子だった。やがて、造船所にも夏期手当闘争シーズンが来た。組合員でない彼等社外工の稼ぎ時を労動者の正義窓でボイコットを考えた島崎だが、タンカーの響きに魅いられ、ストで残業が続いた。懐の暖くなった島崎や彼等は夏祭りの夜、打揃って町に出た。ジャズ喫茶に入ったみのると精一は町の与太者和夫らに殴られ、急を聞いて駈けつけた島崎や日出男に救けられたが、この騒ぎの間にあきらがノブを暴行した。島崎の怒りは爆発した。あきらは自殺未遂をやり、「わいがやったんや」と嗚咽するのだった。広島へ移ったノブを追った島崎は、ノブの気持を知り結婚する気持になっていた。二人の結婚式の翌日彼等は再び森山の手で北九州へ旅立つことになった。母親が迎えに来た清一を残し、十七人を乗せた汽車が出発するとき、母の手を振り切った清一は「わいも行くでみんなと」と飛び乗った。追おうとする母親をとめた島崎は「ええんや、あれでええんや」列車はH市を離れて行った……。...

スタッフ

監督
脚本
吉田喜重
原案
皆川敏夫
製作
荒木正也
撮影
成島東一郎
美術
大角純一
音楽
林光
録音
奥村泰三
照明
佐野武治
編集
太田和夫

キャスト

作品データ

原題 18 Roughs
製作年 1963年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 109分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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