乱のレビュー・感想・評価

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劇場公開日 1985年6月1日
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骨肉の争い 美麗流麗な画面たち

深い映画的なことはわからないが、それでも今の時代劇からは感じない美しさ、凛とした緊張感、迫力を感じた。旗持ちの足軽が縦横無尽に駆け抜け、騎馬武者はど迫力の突撃を見せる。
今の映画にはない。ましてや大河ドラマにもない。
これが黒澤映画なんだろうか?
今これを描いたとしても映像技術の進歩で画面が綺麗すぎてしまい、時代劇との相性が悪い。
いい具合の汚さ、男臭さが時代劇には不可欠だ。
顔は泥に汚れ、血潮が飛び、女は眉を抜いている。

映像の美しさもさることながら
人間の業、無常の描き方にもアッとする。

切れ者かと思われた次男があっさり女に掌で転がされ、追放された三男はその追放した父を信頼する。

幕切れにはあまり釈然としなかったが、ドラマになるのはいつも人間という生き物の面白さだということを切に感じる映画であった。

REDSTAR
REDSTARさん / 2016年5月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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心の失明

権力への欲望と執着、逆心、猜疑心、虚栄心など、真価を曇らせる人間の愚かさを、壮大な時代劇で描いております。騎馬隊は迫力ありました。
繰り返し大量に流された血の上に成り立つ権威という点は、戦国時代という設定故に特に強調されていたように思えます。
太郎(黄色・一)、次郎(赤色・二)、三郎(青色・三)と衣装と旗で色分けしているので、とても分かりやすいです。

残念なのは、大殿がゾンビにしか見えなくて何度も吹き出しそうになったこと、血液がペンキのように赤過ぎること、核心を突く台詞を放つ道化師役が、戦国時代としてはあまりに無礼で浮いてしまったことでした。

everglaze
everglazeさん / 2016年5月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ストーリーはリア王なので、詳細は省くとして、とにかく画像というか、...

ストーリーはリア王なので、詳細は省くとして、とにかく画像というか、色の美しい映画だった。シェイクスピアの救いの無い物語を、色彩鮮やかに描く。仲代達矢も凄いが、原田美枝子の演技はマジ怖かった…。あ、ちなみに僕はピーターの演技が鼻につきました(笑)。これさえなければ…。

Hidetoshi Ota
Hidetoshi Otaさん / 2016年3月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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三本の矢

戦国時代の様式美が見事に結実し、外国映画のシェイクスピアものと比べてみても遜色はなく、ストーリーも比較的分かりやすい。
また美術セットよし、衣装よし、撮影よしと、さすがは「世界のクロサワ」の実力の一端を見る思いだったが、これもやはりデフォルメされた老けメイクが不自然だった仲代達矢ではなく、老将・一文字秀虎に実際の年齢も近かったはずの三船敏郎で見たかった。

みつまる。
みつまる。さん / 2015年6月12日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  興奮 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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黒澤映画。キレイ

2〜3回くらい見たかな。

ストーリーもわかりやすい。赤青黄色。出演者も豪華で時代劇好きにはナイス。

かなりの大作だが、舞台は戦国時代の中部地方の山間かな。馬や騎馬が沢山出てくるので迫力が凄い。 今じゃここまで本格的な時代劇を作る人がいないんじゃ無いか?

イマイチなイメージの寺尾聡を使う以前の作品だと思う。良い。

44mm
44mmさん / 2015年3月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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『影武者』よりは断然こっち

黒澤明カラー期の時代劇ということでどうしても直前の『影武者』と比較してしまうけど、僕はこの『乱』の方が断然好きです。メッセージは少し説教臭いけれど、『影武者』では余り描かれなかった、『蜘蛛巣城』に勝るとも劣らない大規模な合戦、城攻めのシーンは圧巻です。話も面白い。『乱』は脇を固める俳優陣が良かったのですが、特に今回は『乱』から続投している井川比佐志さんが良い。『夢』や『まあだだよ』、『八月の狂詩曲』にも出演しており、黒澤カラー期の柱と言って良いでしょう。

えら
えらさん / 2014年12月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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大掛かりな哲学的舞台芸術のよう

総合80点 ( ストーリー:90点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )

 かなり金のかかった大掛かりな作品である。脚本も洗練されていて、哲学的・芸術的な香りがする。戦国乱世の厳しい世の中に浮かび上がる人間の性(さが)を切り出して、愚かさや野望や恨みが引き起こす乱とその悲劇を美しく物悲しく虚しく描いている。
 だが映画作品なのに何か説教くさいというか説明っぽい科白回しが気にかかる。シェイクスピアの「リア王」を基本にしているというせいだろうか、演出が映画というよりも舞台芸術のようなのである。私は科白をしっかりと覚えて今情感を込めてしゃべっていますよ、そんな印象を受けてしまって、映画としてはそこが気にかかって入り込めないことがあった。

Cape God
Cape Godさん / 2013年10月26日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮 知的 難しい
  • 鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル
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