ダーティハリー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

サンフランシスコで無差別狙撃事件が発生。犯人は警察に対し、10万ドルを支払わなければ、次の犠牲者を狙うと通告してきた。殺人課の刑事ハリー・キャラハンは必死の捜査の果てにサソリと名乗る犯人を追い詰め、ついに逮捕する。しかしハリーの暴力行為が原因で、犯人は釈放されることに。その後、スクールバスがジャックされるという事件が……。 44マグナムをぶっ放す凄腕刑事ダーティハリー、シリーズ第1弾。クリント・イーストウッドの当たり役であり、ドン・シーゲルの代表作でもあるバイオレンス・アクション。

1971年製作/102分/PG12/アメリカ
原題:Dirty Harry
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1972年2月11日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.044マグナムを初めて知った

2024年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

ダーティハリー2は故郷の田舎の映画館でブルースリーのドラゴン怒りの鉄拳と同時上映でリアルタイムに観たが、本作は日曜ロードショーで観た。マグナム火薬とゾウも倒せると言われた44口径を初めて知った作品でワクワクしたのを覚えています。
いつも眩しそうにしているイーストウッドが惚れ惚れするほどかっこよく、夕日のガンマンと同じ俳優だとしばらく気がつかなかった。発射音がカッコええ。
犯人を追い詰めて行く過程で、スタジアムのライトがついて行くのはザ映画の演出で、ドンシーゲル監督のセンスが光ります。何度も観たくなる作品です。

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映画野郎

3.5モラルの無いイカれたヤツには、容赦はしない

2024年2月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

何が悪くて何が良いか。それぞれの価値観。みんな違ってみんないい。加害者にだって人権が。悩み続ける主人公・・・ゴチャゴチャうるせぇ。ダメなモノはダメなのさ。多様性を履き違えて、当たり前のことも分からないようなら、このマグナムで今楽にしてやる。それが世の為ってもんサ。
なんて当時こんなメッセージが込められてたかは分かりませんが、モラルや秩序が混沌している今となっては別の意味で新鮮でした。
狐狼 ダーティハリー=イーストウッドの存在感、陰影のある大胆な撮影、洒落た音楽、タイトな演出、いい意味でのB級感!好きですね。
ゲーム映像感満載のCG全盛で目まぐるしいカット割りの映画が溢れる昨今、こういった古い映画をより観るようになりました。
多様性を都合いいように振り翳して身勝手に振る舞う人たちが多いと個人的には感じるこの令和こそ、こういった"アンチヒーロー"が気持ちいいです。

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吠えない狼

4.5ダーティが先か、狂気が先か

2024年1月20日
iPhoneアプリから投稿

WB35ミリ・フィルム・セッションズにて鑑賞。
狂気の悪に対するためには、狂気の正義で対抗するしかない。それを警察から逸脱してでも成し遂げようとするハリーの姿に、かっこよさとある種の恐怖を覚える。
44マグナムの迫力と決め台詞に痺れる。

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ななな

3.0粗いが、そこがいい。

2024年1月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

音楽が渋くて、若きイーストウッドがなんとなくデビッド・ボウイに似ています(と僕は思うけど、似てませんかね?)。
ストーリーは現代映画のように「精緻」ではなく粗さが目立つのですが、逆に「そこが、いい」と感じました。ちょっとでもボーッとしてたらストーリーがこんがらがるような映画、苦手なんですよね。
犯人の恐ろしさ、という点では「映画史上屈指」ではないでしょうか。ラストのスクールバスのシーンは、まさに狂気でした。この犯人に比肩する(クレイジーな)悪役を思い出そうとしましたが、「チャッキー」とスピルバーグの『激突』しか浮かんできませんでした。

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もりうちゆうじ
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