ロッキー・ザ・ファイナル

劇場公開日:

解説

シルベスター・スタローンの出世作でもある「ロッキー」のシリーズ完結編となる第6作。アカデミー作品賞に輝いた第1作から30年を経て製作された本作では、スタローン自らが監督・脚本・主演の3役を務め、ロッキーの熱い魂をスクリーンによみがえらせた。ボクシング界を引退し、愛妻エイドリアンを亡くしたことへの喪失感を抱えるロッキーが、再びリングに上がり現役世界王者との戦いに挑む姿をストレートに描く。

2006年製作/103分/アメリカ
原題:Rocky Balboa
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2007年4月20日

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(C) 2006 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc., Columbia Pictures Industries Inc., and Revolution Studios Distribution Company, LLC.

映画レビュー

4.0スタローンは偉大

2023年12月31日
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プライア

3.5終活?

2023年10月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

「ロッキー」(77)はたぶんテレビの○○ロードショーで観たんだと思いますが、「あしたのジョー」が好きだったこともあって、この王道ストーリーのカタルシスも大好物でしたね。テーマ曲を聴くだけで、血が騒ぎます(笑)。「ロッキー」はシルベスター・スタローン自身を投映したかのようなサクセス・ストーリーでしたが、今作もかぶりました。しかも、このときスタローンは還暦なんですね!驚愕です!とうに一線を退いた主人公が過去の思い出話を懐かしみながら老後を幸せに暮らしているかと思いきや…。これから映画界で生き抜いていく就活時代を投映した「ロッキー」、そして、今作はタイトルどおり、老後をいかに生きるべきかという終活の物語。改めて偉大な人だなって思いました。

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赤ヒゲ

4.0真のチャンピオンとして・・・‼️

2023年10月12日
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泣ける

楽しい

幸せ

前回の5作目より、16年ぶりの続編‼️最初、製作のニュースを聞いたときは、悪ノリ大将スタローンの本領発揮かと呆れ果てたのですが、フタを開けてみればなかなかの秀作に仕上がっておりました‼️エイドリアンを亡くし、レストラン経営をしていたロッキーが、ひょんな事から現役チャンプとのエキシビションに挑む・・・。お互い初老となったポーリーと仲良くしたり、以前喫煙を注意した女の子(今は中年女性)と、彼女の息子ともども交流を持ったり、疎遠になっている息子と親子の絆を取り戻したりするロッキー‼️そんな彼のそばにはいつもエイドリアンがいる‼️そんな雰囲気が漂っています‼️残念ながらエキシビションには破れたロッキー‼️でもロッキーには敗戦がよく似合う‼️年齢的にも体力的にも格上のチャンプに挑むスタローン=ロッキーの姿には胸が熱くなります‼️当時スタローンは映画スターとしてはどん底‼️しかし今作の好評でオスカー候補にもなった「クリード」シリーズ、「エクスペンダブルズ」シリーズ、マーベル映画出演と、再び映画スターとして輝いていく‼️再度ロッキーにスタローンが重なった瞬間‼️やっぱりスタローンにとっても我々にとってもロッキーは特別ですね‼️

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活動写真愛好家

4.0【”人生より重いパンチはない・・”剝落の香り漂いつつも、ボクシングに人生を掛けた男の生き様を見事に描いた作品。シリーズの掉尾を飾る作品でもある。】

2022年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■妻・エイドリアンに先立たれ、息子ともうまくいかないロッキーは、レストランを経営しながら静かな日々を送っていた。
 やがて、孤独感を拭うためボクシングを再開したロッキーは、仲間たちの協力を得て、世界ヘビー級チャンピオン・ディクソンと戦うことに・・。

◆感想

 ・今作はボクシング映画の態を取りながら、シルベスター・スタローンという不世出の俳優の生き様を凝縮した作品であると思う。

 ・前作ではキチンと描かれなかったトレーニングシーンも過去作のシーンを織り交ぜながら描かれている。

 ・エイドリアンは既に物故者として紹介されるが、第一作でロッキーに喫煙を窘められた少女が、今作では中年の女性として登場し、ロッキーを応援する姿も、巧い構成であると思う。

 ・前作で苛苛しながら観たエイドリアンの兄ポーリーも、少しだけ人間として成長している。(十分過ぎるオジサンだが・・。)
 ー そういえば、このシリーズで第一作から連続出演したのはポーリーを演じたバート・ヤングと前作では悪辣な役を演じた、故アポロのトレーナーであったデュークだけであるなあ・・。ー

 ・前作で描かれた息子との確執の解消過程も今作では、巧く表現されていると思う。

<今作は、毀誉褒貶がありつつも、長きに亘り製作されたロッキーシリーズの掉尾を飾る作品であると思う。
 そして、この後に公開されたクリードシリーズでは、ロッキーシリーズの面白さが、ロッキーが故ミッキーからセコンド術を身に着けた形で見事に華開くのである。
 後半作品(特に第五作)は酷評を受けたようであるが、この最終作品については、私は支持したいのである。
 何故ならば、この作品にはロッキーシリーズで名を挙げ、世界的スターになったシルベスター・スタローンの生き様が反映されていると、思ったからである。>

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NOBU