グリーンマイルのレビュー・感想・評価
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切ない奇跡のファンタジー
ホラーとミステリーの巨匠、スティーブン・キングさんの原作だけど、本作はファンタジー色の強い作品です
初公開時、劇場で観たっきり久々の鑑賞、当時はそうでもなかったけど、歳を兼ねて観てみるとなかなかの秀作でした
故マイケル・クラーク・ダンカンさん演じるジョン・コーフィが冤罪から救われることなく、死刑執行される結末がとても切ない
残酷な死刑執行シーンとネズミを追い回す何気ない日常を交互に淡々と語る割に3時間を全く感じさせない演出が見事でした
グリーンマイルと呼ばれる通路を通って電気椅子に向かう受刑者たちに安...
グリーンマイルと呼ばれる通路を通って電気椅子に向かう受刑者たちに安らかな死を迎えさせてやることが、彼らの仕事だった。ある年、この刑務所に身長2メートルを越す黒人の大男、コーフィが送られてくる。
良かったです。
コーフィ役の方の演技が素晴らしかったです。
亡くなられて、とても残念です。
ネズミも本物❔
他の方の、レビューにあるように、時間が、長すぎや、コーフィの死刑をなぜとめなかったのか、等々ありますが、ラスト辺りは、涙涙でした。
日本人に理解しがたい作品
好き嫌いが分かれそうな作品です。結論から言うと僕はあんまり好きじゃない。この映画に感動出来る人は素直な人でしょう。僕はひねくれ者なので(笑)
そもそも日本人には黒人差別についてあまり感情移入出来ないのではないでしょうか。だから大男が殺人の明確な証拠が無いにも関わらず死刑囚にされたこともそこまで納得が出来ません。
刑務所を舞台にした現実味ある舞台設定から急にファンタジーを盛り込んでいく場面。これも好き嫌いが分かれるとこでしょう。病を治す超常現象を持つ男。キリスト教をモチーフにした宗教的考え方ですね。ここも日本人には理解し難いのかもしれません。
一番文句を言いたいところは三時間超の長編にした点ですね。原作の場面を取捨選択することにもう少し考えて欲しかったですね。
人の痛み、世の中の嫌な部分が見えてしまうコーフィー。 そんな彼が美...
人の痛み、世の中の嫌な部分が見えてしまうコーフィー。
そんな彼が美しい映画を観て天使だと涙するシーンはなんとも言えない。でも彼が救われたシーンでもあるかと思うとぐっときます。
世の中の汚れている部分ではなく、皆美しいものを感じて安らいだ気持ちになれればいいのになぁと感じる。
そんな人生において大切なことを考えさせられる映画です。
コーンブレッド
10数年ぶりに3、4回目となる鑑賞。
長いし、流して観るつもりがやっぱり引き込まれた。ファンタジーの部分は好きでないんだけど、それを上回る何かがある。
初めて見た時から、コーンブレッドというものをいつか食べてみたいと思ってるんだけど、叶っていない。自作するしかないのかな。
とにかく名作はやはり名作だった。
評価:4.0
観たもの以上に語りかけてくる作品
コーフィーは不思議な能力のおかげで辛いじん人生だった。
その能力があったとして、黒人でなかったら、あんな大男でなかったら、もっと違う人生だったのか。
いや、だからこそあの不思議な力を与えられたに違いない
ポールはどうだろう。
刑務官という辛い職業。
囚人がいつ襲ってくるかもしれない、罪を犯してるとはいえ、死刑を実行しなければならない。
辛かったに違いない。
そんな時コーフィーと出会った。
本人が望んだから、見て見ぬふりした。
結果はどうだろう。
人並み外れた長生きは辛い人生であろう。
どれだけ、ミスタージンクスに助けられているのか。
それももう、あまり長くないと悟っているのも悲しい。
グリーンマイルはどこに続くのか
この映画を見終わって思ったのは単純に儚さであった。無実の罪で処刑されたジョンコーフィはそれに抗うことなく、運命を受け入れ処刑されていく様子はもう一度見たら見方が変わるだろうか。それとも‥。だが、刺青男を殺したのには何が理由があったのだろうか。彼は処刑が下ることが決まっていた。そして、同僚のあいつも移転が決まっていた。いやしたかどうかわ、コネがあったかは知らんがね。それをあそこまでしたのには理由があるのだろうか。やはり、誰かの不幸は誰かが背負うということなのだろうか。そんなふうにあくまでジョンに一任できない自分を心のどこかに感じた。そして、それはグリーンマイルを歩けば答えが出るのだろうか。。。
原作を読んでいるとやっぱり物足りなく思える
劇場公開時鑑賞。原作は最初の文庫版で読了済み。
原作の肝は、六分冊という形式でキングの超絶ストーリーテラーっぷりを嫌というほど思い知らされる(「次巻が待ち遠しい」×5)、というところだと思うので、その辺は映画だと弱くなってしまうのはまあもうしょうがない。
ちょっとした仕掛けの驚きはあったし、キングらしいシモネタは残してるねえとか、サム・ロックウェルだったの!?とか、絵面の9割以上がおじさんですがこれはいいおじさんたちとか、残りの美味しいところをかっさらうミスタージングルズについアルジャーノンを重ねてしまうとか。
もっと褒めたくなって然るべきなのに、あの映像表現でずっこけてしまう。
これは衝撃的でした。
スティーブンキングの才能の発想の空恐ろしさを感じる作品を、こんなに感動のファンタジー風に仕上げる監督の手腕たら、ない。そんな作品。
最初観た時の謎の不安感と不信感と不快感といったら無かったし、本当いろいろ理解できなかった。
ただ何度か観ると少し考え方が変わってくるし、そして何回観ても何を訴えようとしてるのか毎回テーマが違って見えてこんな作品なかなか無いって思えた。
ファンタジー???
3時間という長い作品だが、不思議と短く感じたので面白かったのだろう。
でももっと掘り下げて欲しいシーンは多くあったし、
無駄に感じたシーンも多かった。
トムハンクスの演技は流石で感情移入しやすかったが、
コフィーが何で奇跡の力を持ったのか、今までは何をしていたのかなどバックボーンがなさすぎで可哀想だという気持ちしか湧いてこないのは勿体く感じた。
コフィーが1番愛を持って接しているのがトムハンクスだったはずなのに、何故かトムハンクスとネズミだけ罰として孤独な人生を生き続けなければいけないという点についても腑に落ちなかった。
あとあっさり死刑に追いやったのも3時間という長作である点からしても残念だった。
悪役は全て素晴らしい演技で本当に腹が立った。
ただ、ストーリー面がどうも納得いかない。
ファンタジーだしという言葉で片付けるべきなのか…
聖書外伝
最初は超能力もの?SF?って思ってみてたけど完全な宗教映画でしたね🎵それもかなり意図的にキリスト教圏の人で無いと分からないように巧妙にその宗教性は隠されている。まず主人公のポールである。コールド・マウンテン刑務所Eブロックの看守主任で在職中、78回の死刑執行の指揮をとったとある。ポール=聖パウロ。言わずと知れずキリスト教の最大の迫害者で後に回心して最大のキリスト者となる人物である。そしてサブキャラクターのジョン・コーフィ。黒人の大男で少し知能や記憶力に発達障害がある。ジョンは聖ヨハネの事でありイエス・キリストの預言者である。日本人はよく間違いやすいのだが予言者ではなく預言者である。すなわち神の言葉を預かれしもの意味で神の国の使い=天使として描かれることもある。ポールはジョンに尿路感染症を治してもらいジョンの無実を信じるようになる。奇蹟を見たものが回心し(まさに「パウロの回心」)人の罪と正義に目覚めていく物語である。象徴的なことはまた一つ。コールド・マウンテン刑務所の所長の妻・メリンダの難病をポールがジョンを使って治癒した時メリンダはお礼として聖クリストファーのメダイをジョンに授ける。聖クリストファーは地球上の罪を背負った幼子イエスを肩に背負い世話を焼いた聖人である。罪の重さはポールにとって虫のようなエネルギー体としてコントロールされ悪人の心を読んだり、その者たちの処分に使ったりするが自分の命を救う事は出来なかった。ただジョンはそのエネルギーの一部を出だしのプロローグの伏線回収に使うべく、ジョンとネズミのMr.ジングルスに施しその命を長寿に当てる。それは決して本人たちにとっては幸せなことでは無く、死ねぬ苦しみ、知り合いたちとの死別で自らの実が取り残される恐怖・・このことは信者に不死を与えることが幸せかどうかを深く考察させられる。ちなみに原作では
Mr.ジングルスは「スチームボート・ウィリー」と呼ばれており、すなわちミッキー・マウスとして世界中の人々の心にアイコンとして刻まれる・・そうイエス・キリストのように・・・。
コフィー何者?
結局コフィーはどこから現れたんだろう。神の使い?
この映画で感動している人が多いけど、自分はコフィーの冤罪が最後まで晴れず、看守以外はコフィーを極悪人の犯人だと思って憎んだままだったのが気分悪い。
看守も、刑事でもないし証拠もないし、誰も信じられないようなこと言い出して職を失う訳にはいかないんだろうけど、無実だと知りながら死刑にするって、絶対あってはならないでしょ。
バカみたいにおもしろい
3時間もあるので、最初見る気が起きなかったが、netflixのサブスクリプションが切れるまでに見れてよかった。演技、ストーリー、終わり方、すべてが高水準にありすぎて半端ない。かなりサクサク進むので三時間、見ていて飽きなかった。
すごい映画でした
一体どんな人生を送ったらこんなシナリオが書けるんだろうと思います。
スティーブンキングの小説が元になってるとは知りませんでした。
閉鎖的な空間のシーンが多いのに、話の広がりがとても大きい。顔を歪めないと見られないシーンもありながら、少し笑えたり、微笑ましかったり、涙があふれてしまうようなシーンも。刑務所のお話でこんなに心揺さぶられるとは思いませんでした。
世にも奇妙な物語
令和3年5月30日@Netflix
名作と言われてながらこの年まで見ていなかったが視聴。
トムハンクスが出ている映画はハズレがないなぁと思いました。
社会派っぽい映画なのかと勘違いしていたが、最後のオチ?のおかげで、お伽話のような気分になった。
トムハンクスが観たくて視聴したようなものなので、これといった感想はないのですが、他の方のレビューを拝見していて、この映画は感動ものではなく、トムハンクスを含め、人間の身勝手さを描いたものなのだと気付かされました。
罰として永遠の命を与えられてしまった、、、
世にも奇妙な物語に似た感じですね。
428位/443 2021.05.17現在
正直、合わなかった。
何故だろうか、、、
少しだけファンタジー
というのが苦手なのかも。
完全にファンタジーの世界なら
納得いくんだけど
そこだけファンタジーになると
なんで?ってなってしまう。
そんな作品いくらでもあるから
自分でも分からないけど
冷めてしまう時もある。
でも、観たのが20年ほど前で
自分も20歳くらい、、、、
その頃って、尖ってるというか
若気の至りの時期なので
今観れば号泣する可能性もある!
みんなの評価も高いし
観てみたいとは思うけど
でも3時間なので
なかなか一歩は踏み出せない、、、
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
グリーンマイルのあるある言いたい♫
グリーマイルのあるある早く言いたい♬
グリーンマイルのあるある今から言うよ♪
自分も口から出ないかな?って試しガチ♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→20歳くらい
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅DVD
鑑賞回数→1回
記憶度→20%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→424位
洋画部門→356位
色がタイトルに付く部門→8位
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