戦場のメリークリスマスのレビュー・感想・評価
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私の理解力が足りず、よく分からなかった
北野武の演技力がまだ未熟だった点が新たな発見であった。
私の理解力が足りず、伝えたいことがよく分からなかった。何度も繰り返し観る必要がある。
シュール
うーん...。シュール。
大掛かりなコントに思えた。
武さんが唐突にメリークリスマスと言い始めた理由など、よくわからないことだらけ...。
デビッドボウイが赤い花を食うシーンと
坂本龍一の表情がとてもよかった。
サントラは間違えなくTSUTAYAで借りてしまうだろう。
不思議な魅力
いつか観たいと思っていた映画です
クリスマスシーズンということで特別上映?されていました
劇場で観られて嬉しいです
さて内容ですが、戦争映画であり戦争映画ではありません
反戦や戦争の悲惨さを訴える気は毛頭ありません
極限状態での性差を超えた人間関係を描く為に戦場が最適だったという感じです
俘虜収容所という絶対的な主従関係が発生する場で民族間の考え方の違い、宗教観といったものが激しくぶつかります
俘虜たちに日本の価値観を押し付けようとする日本人の言動は見るに堪えません
日本人を全く庇わない大島監督は素晴らしいと思いました
そしてそんな日本人と奇妙な感情を交わしていく(計算もあったでしょう)俘虜たち…
どんな環境、立場でも長く同じ時を過ごす事でヒトとヒトの関係が築けるという事でしょうか
あまりに有名なラストシーンが答えだと思います
そして登場人物たちの存在感…
なんだかぎこちない演技なのに圧倒的な魅力で惹きつけられます
ヨノイが何故メイクをしているのか最初は気になって仕方ありませんでしたが、最後はどうでも良くなります
(それにしても坂本龍一は何故か死にゆく軍人が似合う)
音楽の素晴らしさは語るまでもなく、不思議な雰囲気漂うこの映画、クリスマスシーズンには繰り返し観たくなる1本になると思います
男祭り。
今世紀初鑑賞&劇場初鑑賞。
登場するのは男ばかり。
それでも、どこか妖しく、美しく。
決して分かり易い映画ではなく、全てを把握したとは言えないけれど、悲劇的でありながら喜劇であり、その喜劇的側面が悲劇であり。
日本軍とその俘虜、戦後、その逆転。
人間、簡単に紋切りできるモノではない、ということが全体として伝わる。
多面性が人を形作っているのだ。
ぐさりと刺さる物語と音楽
この映画のすばらしいところは出演している各役の表情が輝いている点だと思う。
この面子を揃えて撮るということは、それなりのリスクもあったはずだし、そのリスクは想定もされていただろう。なにしろ、本業は違うところにある人たちばかりである。
それでも、いける、と踏んだ監督には確信があったに違いない。初々しくも切迫しながら演じる彼らからは生きていることの輝きが画面から伝わるような気さえする。
セリアズの回想が少し中だるみしているように思うが、ラストの歳月の飛ばし方は、ある意味で見ている側が試されているような、そんな潔さをおぼえる。受け取れ、と命題を突き出されているような。
ラストにやられた!
正直ローレンスの日本語があまり聞き取れなくて字幕つけてくれって思いました…
そして日本をよく見せないとこがいいなって思っちゃいました。
だから余計にちょっとした好意や優しさに気づくことができるんだな〜と。
そしてやっぱりラストの武さんは素晴らしかったです。これは逆に素人だから良かったんじゃないでしょうかねー。
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