戦場のメリークリスマスのレビュー・感想・評価
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メリークリスマス。メリークリスマス!ミスターローレンス
監督 大島渚×主演デヴィッドボウイ&坂本龍一そしてビートたけしの二度と見れない異色のタッグ。
それから、坂本龍一のテーマ曲とたけしの最後のセリフにも共感しました❗️
たけしが凄い
デビッドボウイの演技はさほどの事はない
坂本龍一は大根だった
しかしその二人とも美形だ
画面に華がある
大ヒットしたテーマ曲もまた美しい
しかしなんと言ってもこの映画はたけしだ
彼が全てを持って行っている
たけしを世界に知らしめただけでこの映画は値打ちがある
大島渚監督は良い仕事ぶりだ
このような洋画を日本人がもっと撮るべきだ
デヴィッドボウイの華
ボウイの画面支配力が凄まじい。坂本とのBL展開も新鮮で美しい。たけしの演技が拙いのが良かった。何回も見ては途中で寝る映画になりそう。
割とニュートラルだが
好きな作品なんだけど、
朝鮮軍属の捕虜レイプを美化してるのだけは分からない。
普通に国際法を破って捕虜にレイプとか死刑相当なのに、規律違反を厳しく処断する日本人のが悪いように描写するのはなんだろう。
邦画は好きだが、朝鮮人に対する意味不明な配慮がやたらと目につくのが気持ち悪い。
カオスだ!!
繊細だが大胆で豪快!という印象
主要人物4人ともに感情移入できたし、結局は4人とも犠牲者だから妙に悲しい気持ちになった。が、焦点が当てられない分気持ちがバラける。どこにどう感情を持っていけば……。となる。
この時代にこの内容はセンセーショナルだろうなと思う。
何とも言えない魅力
何とも言えない魅力的な作品で引き込まれた。出演者も豪華で音楽が素晴らしい。またこの作品を通じて、たけしさんの役者としての魅力を改めて実感した。特にラストの名シーンは素晴らしい。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2017-169
素晴らしさと、よく分からなさと。
俳優陣の演技は各々とても素晴らしく、テーマも良く、残虐性や異常性と、温もりや優しさのような相対する感情がどちらも見てとれて良い作品だとは思ったのだが…単純に「面白い」とは言えない難しさがあった。
世界観や描き方が独特で、私にはそれらをしっかり理解するセンスと能力が足りていないんだと思う。
作品ではなく、そういう自分が残念だと感じた。
音楽はいい。この音楽あればこその高評価。 私にはさっぱり分かりませ...
音楽はいい。この音楽あればこその高評価。
私にはさっぱり分かりませんでした。
えっ?なんで処刑されたのに生きてんの?
えっ?こいつ冒頭で死んだんちゃうの?
さっぱりストーリーが分かりません。通訳役の日本語がたどたどしくて聞きにくい。タケシの台詞はもっと聞き取りにくい(笑)坂本龍一とデビッド・ボウイの美を楽しむ映画?キャスティングが奇抜、演技もイマイチの感じが…
ネットのストーリー解説でなんとか納得。個人的には名作とはとても思えませんでした。大島渚監督をぶっ飛ばした野坂昭如の気持ちが僅かだけ理解出来ました(笑)
デビッド・ボウイの存在感
TVでは何回か観ていましたが、時を経て熟成され、今いい感じの味わいでした。
デビッド・ボウイの存在感に見入ってしまいます。
2016.12.21.
福山駅前シネマモード ヨコゲキ!
難解で妖艶で不思議な戦争映画
途中の回想シーンや、心情描写など、丁寧に追っていかないとすぐに迷子になる映画。
そしてそれを追うための会話も、残念ながらそれぞれの演者の発音が悪く、聞き取るのも難解だ。
戦闘シーンがない珍しい戦争映画であり、二組の友情を描くドラマである。
デヴィット・ボウイと坂本龍一という二人の妖艶な絡み、あまりにも有名なビートたけし演じるハラ軍曹とトム・コンティ演じるロレンスのラストシーン、そしてそれ以上に有名なテーマソングなど、見所は多い。
何度見てもちょっと笑ってしまう。
例のヨノイがセリアズのキスによろめくシーン。坂本龍一の能面みたいな表情がとても好い。あと、俳優たけしは使いようだなと、改めて思った。ハラ軍曹のチャーミングさはとても感動的だ。そりゃあ見出されちゃうよね。「その男、凶暴につき」以降すっかり板についたバイオレンスたけしも好いけど、どこか照れたような人懐っこい愛らしさもこの人の魅力だと思う。
●ファーザー・クリスマス!
やっぱ坂本龍一ってスゴイ。曲がね。観終わって1、2日は、あの曲が頭の中で流れ続ける。
観終わって思い出した。監督は大島渚だと。ずいぶん日本人を悪く描くなと思って観てた。一方で、戦時中はこうだったのかなとか、外国からみたイメージかなとか。良くも悪くも、こういう日本人像もあるかもなと結論付けた矢先。
よくみりゃ男しか出てこない映画。キモいと清いの紙一重。
清さはデビッド・ボウイと坂本龍一ゆえか。
役者、ビートたけしがいい。ラストがまた粋だね。
完全に評価が分かれると思うけど、辛うじてオレは好き。戦時下で淡々と流れる日常と、静かな音楽と、誇張しすぎない事件の見せ方が表現統一されていて。
ファーザー・クリスマス!
デイビットボウイが素晴らしい!
話の流れは単調で、捕虜と日本人兵の日常がたんたんと描かれている。その平穏な日常もボウイ扮するジャック.セリアズが新たに捕虜として加わってから一変する。正直、ボウイの音楽には全然興味無かったけれど、彼の俳優としてのその存在感に圧倒された。彼がスクリーンに登場しただけで華があり、いかにも誇り高い英国軍人であることを感じさせる佇まいがある。坂本龍一演ずるヨノイも一目で彼に恋に落ちる様子も頷ける。ストーリーはほんと退屈だけど、ヨノイが狼狽したり、恍惚とした表情を浮かべたりで、セリアズに振り回され心が乱される様子が滑稽でもあり、気の毒でもあり、目が離せない。男女の恋愛よりも、男性同士の、それも敵同士の軍人の恋愛がプラトニックで高貴な感じがする。
ヨノイはセリアズに明らかに恋してたけど、セリアズがどう思っていたかわからない。平和な時代に出逢っていたら恋に落ちないかもしれない。多くを語らない映画で観る人に想像の余地をこんなにも残してくれた映画という事で、大いに評価できると思う。
曲は好きだが…
日本軍下の外国人捕虜、を描いているが
兵士の特異なふるまいを「日本人気質」と無理やり結びつけていると感じた。
実際に描かれているのは例えば同性愛者の嫉妬であるとか、
その人のパーソナリティに由来する行為であり、
日本人的な性質とは関係ないだろう。
日本人を良く見せる必要はないけど、
逆に偏見を生じさせるような描写も勘弁してほしい。
あと、ローレンスの日本語が聞きとりにくすぎる。
特に胸に響かなかった
名作とうたわれている所以がわからない。私の胸には響かなかった。 公開当時の世間の熱量が、今と著しく違うからかもしれない。当時見た人にとっては新鮮さは色褪せないのかもしれないが。
捕虜収容所という特殊な空間でおきる男たちの衆道のような関係性。坂本龍一演じるヨノイがデヴィッド・ボウイ演じる英国人将校セリアズに寄せる想いが、この映画の一つの軸になっている。
だが淡々としていて、特にスキャンダルな展開にもならず、話自体に起伏がない。同じ命令を繰り返すヨノイや反発するセリアズという構図に飽いてしまったし、セリアズの髭反りパントマイムにも鼻白んでしまった。
もう一組の主役、ビート武演じるハラとロレンスの間には、ちょっとした連帯関係が描かれるけれども、ハラが最後晴れ晴れと死を迎えられるほどの強い結び付きが劇中にあったとは思えなかった。
ただ、奇妙な日常感が印象に残る映画ではあった。脅したり虐げることが日々の仕事であって、兵士はそれをこなすだけという、戦争の不可思議さは感じたし、ところどころいい台詞もあった。 「私は個人の日本人を恨みたくない」 「変な顔だけど、目はきれいだ」 後者は、ラスト武のアップに呼応していると思う。
それにしてもロレンスの発音が悪すぎて、映画を観る以前の問題だと思った。 辿々しいを越えて、全く喋れないに等しい。アフレコしたのかしらないが、もししていないのなら、アフレコしないという変な業界人のプライドにかまけて、観客を置き去りにしていると思う。
ロレンスは言った。 「日本人は何かに焦って、集団で発狂した」 「個...
ロレンスは言った。
「日本人は何かに焦って、集団で発狂した」
「個々の日本人は恨みたくない」
我々、若い日本人は戦争を知らない。どれだけの、被害を受けたかは語られ聞いてきたがどれだけ酷いことをしてきたかは知らない。
この映画は、そんな日本人の行ってきた非情な行いを語っていた。
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