モーヴァン

劇場公開日:

モーヴァン

解説

スコットランド作家アラン・ウォーナーの、サマセット・モーム賞受賞の同名小説を、英グラスゴー出身33歳の女流監督、「ボクと空と麦畑」のリン・ラムジーが映画化。スコットランドの港町、スーパーマーケットの店員モーヴァン。彼女のボーイフレンドが自殺し、彼の書いた小説と音楽テープを彼女に残すが……。劇中のテープ収録曲として、リー・ヘーゼルウッド&ナンシー・シナトラ、カン、ベルベット・アンダーグラウンド、ウイーン、ボーズ・オブ・カナダ、エイフェックス・ツインなどが流れる。

2002年製作/97分/イギリス
原題:Morvern Callar
配給:アーティストフィルム、東北新社
劇場公開日:2003年3月8日

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映画レビュー

3.0恋人の死体

2021年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 女の子2人のバスタブシーン。こういうのはいいですね~秘密を覗いてしまったような感じがします。その他、映像は凍えてしまいそうな雰囲気が伝わってきます。寒いスコットランドからバカンスで暖かいところへ・・・かなり気温が感じられる映画だ。

 仄かなレズ心と死体の横でパイを焼くモーヴァン。そして魅力的な腋毛。かなり触り心地がよさそうな生えっぷりです。

 恋人の死による悲しみと、途方に暮れた繊細な心理を表現しているとは感じたが、ナンパされた男の母親が死んだことをドラッグで紛らわせることだけはうまくなかった。結局、恋人の小説をあたかも自分で書いたように振る舞い、その報酬で生活する・・・感覚が麻痺していっている雰囲気はよく伝わるのだが、そんな上手く続くとは思えないし、中途半端かなぁ。

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kossy
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