劇場公開日 2004年11月20日

「ジブリの一つの終焉」ハウルの動く城 オレさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジブリの一つの終焉

2016年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

18歳の少女ソフィーは帽子屋の長女として質素に暮らしていたがある日街中で超絶イケメンと出会い、心ときめいたのも束の間、12年前の作品にして女優デビューしていたマツコデラックスに襲われ、90歳の老婆に変えられてしまう。その魔法を解く旅に出かけた矢先で出会ったのはあの時のイケメン。
週二くらいのペースで髪型が変わる気分屋にして大魔法使いハウルとその弟子と火とともに奇妙な共同生活を送ることになるマジカルファンタジーラブロマンスファミリーアドベンチャーアクションムービー。

2時間の作品の中で7回くらい泣ける。
最初のやあごめんごめん探したよ辺りでなんか知らんが泣けるつまりはハウルがイケメン過ぎるキムタクってやっぱすげえって思う笑。ソフィー演じる倍賞千恵子も信じられないくらい合うホントにおば様なんだろうかってくらい声若いし、老人の時はホントに老人笑。
ジブリのファンタジー感色が全面に出ていてすごくワクワクする雰囲気になっている上にソフィーとハウルの関係が素敵過ぎるラブロマンス的要素もすごく良い。
キャラクターの可愛さも際立つ。老ソフィーやら荒地のおばあちゃんやら老人がここまで愛らしい作品はそうはないだろう笑。

個人的ジブリ(現行)最後の傑作。
ポニョも生きねばも決して嫌いではないがこのころほどのワクワク感はない。
ジブリのファンタジーの世界の復活をひたすらに願う。

オレ