アヴァロン(2000)

劇場公開日:

解説

「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の押井守監督が手がけた実写SFアクション。全編をポーランドで撮影し、現地の俳優やスタッフが参加。セリフもポーランド語になっている。近未来。若者たちは仮想戦闘ゲーム“アヴァロン”に熱中していた。パーティーと呼ばれるプレイヤーの非合法集団が増える中、アッシュはパーティーを組まない最強の女戦士として注目されていたが、彼女もかつては無敵と謳われた“ウィザード”の一員だった。謎の解散を遂げた“ウィザード”の元メンバーと再会したアッシュは、リーダーのマーフィーがリセット不能の幻のフィールドに足を踏み入れ廃人になったことを知る。

2000年製作/106分/日本
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2001年1月20日

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映画評論

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映画レビュー

2.5劇場公開時鑑賞。

2022年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ゲーム内で戦う設定や映像処理、あるいは「アーヴァーローン」という歌の部分は覚えてるけど、ストーリーはほとんど印象に残らない。映像は嫌いじゃないけど。

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なお

2.0攻殻機動隊のラストと同じ構図だ!!(少し嬉しい)

2022年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

フルダイブ型シューティングゲームの中に取り込まれた「戦友」を探す主人公の物語。

鬼才「押井守」初めての実写映画ですね。
フルダイブ型ゲームを舞台にした物語は多くありますね。アニメやライトノベルでは定番で、中でも「ソードアートオンライン」は高い人気を誇っていますし、ハリウッドでも「レディ・プレイヤー1」等が製作されています。でも、前者が刊行されたのは2009年。後者は2018年。
このアヴァロンは2001年に公開されていることに、押井守の先進性を感じざるを得ません。

モノクロ調とフルカラーの使い分けが良いですね。「ビューティフルドリーマー」の現実と夢。「パトレイバー2」の現実と虚構。押井守の世界観の描写が秀逸で印象的です。

ただ、評価はそれだけ。映画としては、恐ろしくつまらない映画です。
ゲームの説明をすることに一生懸命で、その説明が長く物語にテンポが生まれません。その説明があっても分かり難さを感じることが、なおさら致命的。

アクションも大したことはなく、面白い・・・と感じる要素がありません。

私的評価は極めて厳しめです。

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よし

4.0すごく押井守監督らしい作品。仮想空間と現実世界と、虚構で虚構の世界...

2021年5月22日
iPhoneアプリから投稿

すごく押井守監督らしい作品。仮想空間と現実世界と、虚構で虚構の世界を語る面白さ。
ただし入り込みづらく、なかなかのつまらなさ。

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collectible

3.5広大なネッワークの果てにあったもの

2019年4月28日
PCから投稿

興奮

知的

難しい

「攻殻機動隊」においては、広大なネッワークというフロンティアの果てに、新たなる可能性を見出していく。ラストにおいて草薙素子は不敵な笑みをたたえて「さて、どこへ行こうかしらね」と嘯く。しかし本作においては、広大なネッワークの果てにあるのは畢竟、陳腐な「終わりなき日常」でしかなかった、そういうある種の諦観が描かれている。

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かがみ
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