劇場公開日 2024年4月5日

アイアンクローのレビュー・感想・評価

全213件中、41~60件目を表示

3.0懐かしいアイアンクロー

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

伝説のプロレスラー家族の実話を基に描いたヒューマンドマ。鉄の爪と言われたアイアンクローは当時の日本でもかなり流行したので懐かしく感じました。兄弟が不慮の事故で次々に亡くなるという悲劇はまさに呪われた家族であり、主人公の心中を察すると痛たまれない気持ちになりました。

2024-67

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隣組

4.0真実だからこそ強い訴求力がある家族の物語、お薦めです。

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

その事実を知らず観て、衝撃の物語だった。
ジャイアント馬場さんやアントニオ猪木さんとも死闘を繰り返した史上に残るヒールプロレスラー、鉄の爪:フリッツ・フォン・エリック。
自身が果たせなかった世界チャンピオンの夢に6人の息子に恵まれる。
しかし、長男は感電溺死で6歳で他界、世界チャンピオン目前で3男が25歳で名古屋のホテルで心不全で急死。家族の夢、世界チャンピオンを果たした4男はバイク事故で右足首切断、33歳でピストル自殺。試合中に肩の負傷から発症した毒素性ショック症候群に悩まされ服薬自殺の5男、父の夢からレスラーとして喘息持ちで体格に恵まれずとも闘って21歳でピストル自殺。
厳格すぎる父の夢にけなげなまでに邁進する5人の兄弟愛とたった独り残った2男が築く本物の家族愛。
真実だからこそ強い訴求力がある家族の物語、お薦めです。

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masayoshi/uchida

3.5プロレスに全てを捧げた家族の物語

2024年4月19日
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Ichi

4.0いい

2024年4月19日
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父も母も兄も強いなあと思う。
幼少の長男の死、デビッドの急死、ここから続く自死は影響を受けてるんだろうなあと想像できる。ケビンの心中が充分伝わり悲しい。エンディングの実際のケビンで救われる気持ちになるのは良かった。
見て良かった映画。
フリッツvsジャイアント馬場の再現があったら良かったなあ。昔の映像でしか見たことありませんがアイアン・クローの痛さがものすごく伝わる絵だったと印象にあります。

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SUZUKI TOMONORI

4.5男らしく生きるという幻想と…悲劇

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館

実話に基づく、というエピグラムから始まる今作。
痛切な痛みと共に胸に迫る傑作。

家族論、ジェンダー論、家父長制、歪んだマチズモ、キリスト教..などの要素を入念にフィルムに刻み込んだプロレスラー一家の物語。
この話が現実にあったということに、まず驚かされる。

古代ギリシャ悲劇から、シェイクスピアの有名な3大悲劇などが根底に横たわる。
なぜ、ギリシャ悲劇やシェイクスピアの物語、また古代の神話などが現代にまで語り継がれ、書物が残り、映像化されるのか。現代の人間が生きる社会における、普遍性があるからだろう。

70年代、80年代のプロレス世界。アイアンクローという技で一世を風靡した父親フリッツフォンエリック。彼の息子たちもまた父親の強烈なプロレス教育によりレスラーの道に。
父の教えを純粋に純真に信じながら…。
しかし強烈なプレッシャーと共に。
息子たちを次々に襲う悲劇...
現実にこんなことがあったのか...
フリッツの息子たち6人のうち、サバイブするのは次男のケビン、弟たちは自ら命を絶ち、または病に倒れる...
次々に若い命を散らしていく。胸につまる。
人生を賭けて闘う、というのはこういうことなのか???

監督ショーンダーキンの言葉から引用するが、この物語は苦しみや悲しみの物語ではない。むしろ、悲しみの欠如、人が自分の苦しみ悲しみから目を逸らした時に、何が起こりうるかを描いている、と。
7、80年代の時代の空気、プロレスシーン、特有の気だるい雰囲気、迫真の闘争場面、俳優のすさまじい肉体...。
改めてプロレスも過酷なものだと痛烈に感じる。
ケビン演じるザックエフロン、肉体改造でプロレスラーを名
演。
監督ショーンダーキンの抑制の効いた演出。

男らしく、または女らしく…現実でも使い古されている言葉だ。
親の夢を子供に託す。
それらが、どれだけの人達を苦しめているのだろうか。
子供たちが喜びを見出せるのなら、それはいいことに違いない。
そんなことにも思いを馳せる。

プロレスに無知な私だが、プロレスに詳しい必要はない。
多くの人に観ていただきたい。

ラスト、彼岸に旅立った子供たちの描写。
胸にせまる。

次男ケビンが選んだ生き方に一筋の光明を見出す。

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たま

4.02024年暫定Best

2024年4月19日
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ひらっち〜

3.5フォン・エリック家

2024年4月18日
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U-3153

4.0実は泣いていました。

2024年4月18日
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フォン・エリックはテレビで普通に見ていたし、エリック兄弟の呪われた歴史もある程度知っていた。自分の子供も息子二人のため、兄弟愛の様子をみて嗚咽。ラストシーンでも声がでそうな程感動した。しかし妻はさほど感動しなかったとの事。プロレス愛は男に強いことを実感した。

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hanataro2

3.0人の生き方に関して考えさせられる

2024年4月18日
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泣ける

アイアンクロー=鉄の爪の異名で日本でも活躍した伝説的プロレスラー、フリッツ・フォン・エリックとその息子たちの真実の物語を描いた伝記ドラマ・・・・・・・・

何とも評価と言うのかな、この家族の物語、何とも言えません。お父さんの気持ちも分るし、子供たちの気持ちも分るし・・・

人が増えれば、多ければ多い程、想いもそうだし、行き方もそうだし、喜怒哀楽も多いのは当たり前・・・・

長男には、長男の宿命があり、兄弟それぞれ・・・・兄弟が数奇な運命をたどるけど、決して呪いではないと思うな・・・・

プロレスが好きな人にとっては、少し物足りなさがあると思いますが、お話的には、少しだらだら感があるかな・・・

ちょっとダレル部分もあるんだけど、しかし、最後は、長男に同情・・・・見ているこちらも何だか、涙が込み上げてくる。

強いてい言えば、亡くなった兄弟たちの妄想みたいなシーンがあるけど、あれはちょっと・・・私的には、何とも言えないかな・・・ちょっと変な解釈・・・・誰かの言葉(台詞)で表現した方がいいのかな・・・・

しかし、プロレスって、ショーなんだけど、しかし、やっぱり、リングに立つ人にとっては命がけの仕事であり、ショーでもメインイベントに立つと言うのは、それなりの資格が存在する。

当時は、まだまだプロレスラーに人々は尊敬もあったけど、しかし、本作品で、プロレスラーの選手が、やっぱ凄いと言うのは、分かるのかな・・・・

個人的には、リックフレアーが出た時は、なんか笑ったかな・・・・

もう少しコンパクトにまとめてくれると、いい映画だったかな・・・・

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sally

4.0「男だって泣いていいんだ。」

2024年4月18日
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泣ける

怖い

興奮

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レント

5.0アイアンクロー!

2024年4月17日
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今の🔥❤️🦅🇺🇲WWE🌎🌏🌍の全身の歴史!

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圧倒的さん

3.5あまりに悲劇的な運命に圧倒

2024年4月17日
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泣ける

悲しい

怖い

プロレスに興味は無かったが、このファミリーを襲った悲劇には、圧倒されました。せめてもの救いは、ラストシーン。普通の幸せが一番。

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Rb09

3.5アイアンクローよりアイアンハートが必要

2024年4月17日
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ダリア

3.5綺麗な映画。完成度高い えぐみがやや足りない

2024年4月16日
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綺麗な映画。完成度高い
えぐみがやや足りない

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縞馬

4.5夢とその先

2024年4月16日
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悲しい

怖い

興奮

プロレスの頂点を目指すエリック兄弟。栄光を掴むために、必死にもがき、あがき、努力を続けながらも、そんな日々を家族と楽しく過ごしている。誰よりも情熱的でひたむきな彼ら。。。だけど、観客は徐々に気付き始める。

『何か良くないことが起きる』

楽しそうな雰囲気は建前。兄弟の心と身体が悲鳴をあげていくのが見て取れ、全てが壊れてしまう様子が目に浮かんでくる。頂点に立てなかった自身の後悔の念を息子に押し付ける父親と、それが圧力だと思わず父を慕い続ける息子たち。愛のムチ。何のために彼らは戦い続けたのだろう。

息子たちが成長していく中で、衰えるどころか生気を取り戻したように顔に肉の付いた父親と、人生に疲れ果てたかのように酷く窶れた母親。この対極の状況になった夫婦から、この家族の異様さが伝わってくる。実話であることが信じられない。たった1人の力で、ここまで人は狂ってしまう。

エリック家を演じたキャストが全員アカデミー賞級。この冷たい空気感と爆裂ボディから、途中からドキュメンタリーかと錯覚してしまう。やるせない気持ちとどうしようもない怒りから、終盤は震えが止まらなかった。
2024年、最も辛く悲しい物語。伝記映画としては、「オッペンハイマー」をも超越する傑作だと思う。

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サプライズ

4.0面白かった。生きる苦しみから解放されるところに感動

2024年4月16日
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チャーリー

5.0人生における幸せとはなにか

2024年4月16日
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泣ける

悲しい

知的

幸せとは何なのかを考えさせる作品で、プロレスに詳しくない方でも観てほしい。レスラーとして活躍した父が、息子たちを威厳で支配し、世界情勢さらには死さえも利用して次々とレスラーとして育てていく。自身よりも弟達に期待されていることを感じつつも嫉妬せず、必死に鼓舞するケビンが健気。なお劇中には登場しないが、6男のクリスもレスラーとなったが、21歳の若さで拳銃自殺をしている。唯一存命であるケビンには妻の存在があったのも大きいと思う。
ラストのケビンが遊んでいる子供達を見て涙ぐむシーンがあるが、レスラー時代の弟たちとの交流はトレーニングの指導くらいで遊ぶことなんてなかったと思う。そういう意味では真に父に支配されていたのはケビンだったのではないだろうか。
余談だがパンフレットにはフォン・エリック家の年表や知識人による解説もあり読み物として面白い。またAbemaプレミアムにてケビンがキラーカーンにアイアンクローをお見舞いしている当時の映像が公開されている。

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しんかまぼこ

3.5シンプルな伝記映画として─

2024年4月15日
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泣ける

悲しい

特別な人生をシンプルに─といった印象の作品でした。内容自体が数奇で、だからこそ淡々と語られていたのかなと─。もとの出来事がショウビズ要素が強く、しかも事実がかなり衝撃的であるので、淡々としていた割りにかなり感傷的になってしまいました。極力抑えられていたからこそ尚更そうなったのかもしれません。
カメラワークとか編集とか実に見事だったと思います。ドラマティックな映像が結構挟み込まれているわりにリアリティを相当に感じたのは、そのカメラと編集のなせる技かなと─。
分かりやすいタイトル、分かりやすい伝記、でも人生はそんな生やさしいものではない─、そう感じさせてくれる良作でした。

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SH

4.0父の呪われた夢

2024年4月15日
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悲しい

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sankou

5.0スポ根家族のホラーストーリー

2024年4月15日
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やばいやばいやばいやばい。
まさかのオッペンハイマー超えてきたww

A24作品とはいっても「伝記ものでお得意の尖らせとか流石のA24さんも出来ないでしょ??」なーんて思って観ていたけど、ストーリーはね。そりゃトッキントッキンになんて出来ないよ。
でも、『あ〜これがA24の威力なのかな〜』と思い知らされたのは、劇場を出てからのこと。なんかやたらと脳内リプレイが多過ぎる。呪われた一族に次から次へと起きるセンセーショナルな出来事はもちろんだけど、記憶にこびりつく絵面が多いんだよね。スポ根ストーリーかと思いきや割と強度強めなヒューマンホラー作品ね😅💦

エンドロールのいっちゃん最後に出てくる“Chris”って誰?って思ってたら映画の中では触れてないもう一人の自殺した弟がいるとか……マジで凄い家族。
家族のあり方ってそれぞれ違うし、違っていていいし、違って当然。だけど、このフォン・エリック家は『ファミリー』という名の軍隊。♬〜言いたいことも言えないこんな〜家族ぢゃ〜……poison〜♬ですよ。

大好きだったドラマ『シェイムレス』のリップ役だったジェレミー・アレン・ホワイトが出ててめちゃテンション上がった✨✨

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らまんば