HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS

配信開始日:

HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)2023 Sony Interactive Entertainment Inc. / KOJIMA PRODUCTIONS Co., Ltd. / HIDEO KOJIMA.

映画レビュー

3.0小島秀夫を知らない人にもおすすめ

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

小島秀夫の創作に迫るドキュメンタリー映画。1時間程度なのでさらっと観られる。『デス・ストランディング』の制作過程を追いかける内容で、革新的なゲームを生み出すために小島秀夫が何にこだわり、スタッフがどう応えようとしたのか、彼のビジョンの原点は何なのかをインタビューで聞きだし、さらに著名な映画監督やミュージシャン、俳優などのインタビューを多数入れて小島秀夫のクリエイティビティに迫ろうとする。
出てくるメンツがとにかく豪華。押井守、ギレルモ・デル・トロ、ニコラス・ウィンディング・レフンにジョージ・ミラーなど名だたる大監督が彼を絶賛する。映画と小島秀夫の関係だけでなく幼少期の読書体験が原点にあることなど、いろんな角度から彼の創作の秘密に迫っている。
「つながり」をテーマにした『デス・ストランディング』のこだわりや、メッセージ性のあるゲームを作り続ける理由なども語られている。小島秀夫ファンには既知の内容もあるかと思が改めて彼の凄さを思い返してもいいだろう。むしろ、彼を良く知らない人が見ると感銘を受ける内容だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
杉本穂高

4.0独自の世界観とは何か

2024年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

鳥山明が68歳で亡くなった。
突然の出来事である。
言うまでもないが、彼の作品はその後の漫画家達の指針になっただけでなく、ある種「マンガ」をサブカルチャーからポップカルチャーへと変換させた、いわゆる時代の先駆者である。
さて、小島秀夫という人物もそういう意味で、いわゆるテレビゲームの世界をネクストレベルへ引き上げただけでなく、ゲームそのものを映画と同様の映像作品へと変換させた時代の寵児である。
本作では、小島秀夫の新しい制作会社立ち上げから、最初の作品である「DEATH STRANDING」の製作風景を、彼の生い立ちやキャスト、スタッフのコメントを交えながら描いている。
印象的だったのは、主人公サム役のノーマン・リーダスのあるコメント。
ある日「パシフィック・リム」「シェイプ・オブ・ウォーター」の映画監督ギレルモ・デル・トロから電話で
「Hideo・kojimaから君に連絡がある。そしたら、君は何も言わずにYESと答えろ」
と言われたらしい。
面白いエピソードである。
個人的には作品のサントラにも収録されているChvrches(チャーチズ)のタイトルトラック"Death Stranding"がお気に入りである。

新作「DEATH STRANDING 2 ON THE BEACH」
が今から楽しみで仕方ない。

R.I.P. Akira Toriyama
R.I.P. TARAKO

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヒックス伍長
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る